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呉服のいちこし

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ブログから年間数点しか出来ない着物と帯のお問い合わせがありました。

ご紹介 2019年10月6日

Vol.966

 

本日は、ブログから年間数点しか

出来ない着物と帯のお問い合わせがありました。です。

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

着物を装い素敵になり、

ほめられて笑顔になる、

笑顔作りアドバイザーの

山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

一昨日の16時前、おやつタイム

焼き菓子を一口、口にした時に

固定電話が鳴り、又電話営業かと

思いながらモグモグして

子機を取りました。

 

 

そうしたらなんと、

去年のブログを読まれた方からの

お問い合わせ電話でした。

そのブログはこちらを

 

 

 

そのブログを要約すると

品川恭子先生の作品に関するもの。

 

 

年に1度だけ9月に品川先生の

作品発表が京都の問屋さんであり

そこで、残念なことに先生の作品とは

ご縁が無かったという内容。

 

 

 

 

 

品川先生とは、京都では稀有な存在。

 

1936(昭和11)年東京生まれ。

染織作家としては、珍しく東京芸術大学図案科

(今の工芸科)のご出身です。

 

ほとんどの作家の方々は「大学」に行かず

職人の内弟子からスタートするので

この世界では正に「異色の経歴」。

 

 

大学4年生の春休み、

蒔絵(まきのり)友禅の人間国宝である

森口華弘(かこう)先生の工房に、

そこで森口先生の手による

作品に出会い衝撃を受けて

友禅の世界に飛び込まれました。

 

 

 

また、お一人で下絵から糊置(のりおき)、

友禅、ローケツ、地色ひき、

箔置きまでこなされる、

これも稀な事。

 

 

 

柄ゆきも独特でこちらは植物を

丸紋化したデザインですが、

オリジナリディー感満載ですし、

色使い、ぼかし加減も絶妙です。

 

 

 

 

 

 

 

そんな品川先生の作品を

ご要望の電話でした。

 

 

もう3~4年、先生の作品を

探されているとの事。

 

 

早速、問屋さんに電話、

作品の出来などを確認した所

注文は多いが、作品がなかなか

出来上がってこないのが現状。

 

 

結局、来年9月の発表会まで

待ってくださいとの返事。

 

 

それはそう、先生は83歳のご高齢

そして1から10まで全ての手作業を

お一人でされているので

作品の出来上がりは、

極端に遅く少なくなります。

 

 

ま、それでも作品が出来上がり

ご縁があれば手に入れる事は

可能ですから、あと11か月

気長に待つしか方法はありません。

 

 

 

その事を、お伝えしましたら

ご縁がある時、その時まで

待たれるとのご覚悟をお聞きして

当店も責任もって一番くじを

引き寄せねばと強く思いました。

 

(先生の作品は、くじ引きで

仕入れる順番を決めるのです。)

 

 

だ、だけど「くじ運」弱いからな~。

 

 

 

そして、電話に出る時は

口にある物をしっかり

飲み込んでから出なくては!「反省」

 

 

 

本日も、お読みいただき誠にありがとうございます。

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