和装は、着装時の天候に合った和服をお勧めいたします。
きもの110番 2025年6月16日

Vol.3046
本日は、『和装は、着装時の天候に合った
和服をお勧めいたします。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日6月16日より24節気「芒種」の
末候で72候では、「梅子黄」(うめ
のみきばむ)梅の実が黄色くなって
熟す時季、と。
画像は、お借りしました。
今ごろは、スーパーマーケットの
店頭でも黄色く色づいた梅が袋詰め
で販売されていますね(笑)
何でも今からに時期「梅酒」は
飲まないけれど「梅酒」を作る
人が、沢山おられるそうです。
この時期にしか出来ない事が
ありますが、和装では先取りの
精神を重んじています。
今日は、6月中旬ですが、最高気温
30度以上の「真夏日」を記録する
ところが続出する様です。
また、明日からは最高気温35度
以上の「猛暑日」を予報する
地方もある様です。
こんな時の和装では、先取り
精神と実際にも高温なので、
もう夏の装いが、良いでしょう。
そう、透ける素材の着物に透ける
帯を合わせても違和感を感じませんし
むしろ、その方が季節感が合っています。
勿論、長襦袢や帯〆・帯揚の
小物や下着類も夏物を身に着
けるましょう。
その方が、お召しになられている
ご本人も着易いですし周りの方たち
にも違和感を感じさせません。
もう当ブログで何度も記事にして
いる、私の呉服屋としての大恩人
糸川禎彦さんの絶筆に載っている言葉を。
着物は着るのもです。
だから、難しくない。
普通、当たり前。
それは要するに
季節や、ある時間の決まりごとにとらわれ過ぎず、
その日の温度、気温を感じ取ればいいんです。
気温が暑かったら暑いように、
寒かったら寒いように装ったらいい。
衣更えにとらわれる時代じゃない。
袷、単衣、夏物を気温に合わせて着たらいい。
素直に、
自由に、
これがいいと思ったやつを着ればいい。
素直な心で着たらいいんですよ。
糸川禎彦
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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