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昨日の「建国記念の日」に豊田市民芸館の「河井寛次郎」展に行ってきました。

ブログ 2024年2月13日

Vol.2556

 

 

本日は、『昨日の「建国記念の日」に

豊田市民芸館の「河井寛次郎」展に行ってきました。』です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

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全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

昨日は、月曜日で当店は定休日

でしたが、「建国記念の日」で

国民の祝日。

 

 

 

月曜定休で難儀をするのが

公営、民間拘らずほとんどの

美術館・博物館がお休みする事。

 

 

でも、祝日なら開館していて

昨日は、その貴重な月曜日だった

ので、以前より訪れたかった所へ。

 

 

 

 

 

それは、豊田市民芸館で催されて

いる河井寛次郎の魅力は何ですか

が、副題の「河井寛次郎」展。

 

 

寛次郎は、明治23(1890)年8月24日

島根県安来に生まれ、松江中学校

卒業の後、東京高等工業学校(現・

東京工業大学)窯業科に入学。

 

 

 

大正3(1914)年、京都陶磁器試験所

に入所し、大正9(1920)年、現在の

記念館の地、五条坂に住居と窯を持ち

独立しました。

 

 

大正10(1921)年、「第一回創作陶磁展」

を開催、以降生涯にわたり、作品を発表

昭和41(1966)年11月18日、76歳で亡く

なられました。 

 

 

 

作風は大きく、三期に分けられ、

中国古陶磁を範とした初期と

「用の美」の中期、「造形」の後期。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

創作初期は、「辰砂」(しんしゃ)

などを巧みに使い、桃の実を表した

『青瓷鱔血文桃注』などを発表。

 

 

 

作品の緻密さや色使いなどで

「天才」と言われ、評価は

うなぎ登り。

 

 

 

そして、34歳の時、民芸運動の

提唱者「柳宗悦」(やなぎむねよし)

との出会いに影響を受けた様です。

 

 

 

先日のBS・NHKでも放送されて

いましたが、柳との出会いから

作品に自分の名を入れる事も

やめてしまったのです。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

その心は、こんな書にも表されて

いるのでは、ないでしょうか?

 

 

 

画像は、お借りしました。

 

そして、晩年は「木彫」にも

取り組み、その造形の発想は

正に天才的。

 

 

 

陶芸から木彫、その発せられる

言葉に書まで何から何まで

独創的で魅力が、あります。

 

 

 

そうそう、京都のご自宅は

今、記念館となっていますが

こちらの設計も寛次郎が行いました。

 

 

 

次回の京都出張では、ぜひ

訪れたい所の一つとなりました。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

 

 

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