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今日6月1日より72候では、「麦秋至」、渋谷和子先生作の名古屋帯「麦列」のご紹介です。

ご紹介 2023年6月1日

画像は、お借りしました。

 

Vol.2301

   

 

本日は、「今日6月1日より72候では、

「麦秋至」、渋谷和子先生作の名古屋帯

「麦列」のご紹介です。」です。

   

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

   

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

今日6月1日より24節季「小満」の

末候、72候では、「麦秋至」(むぎのときいたる)

麦が熟して麦秋(ばくしゅう)となる時季、と。

 

 

 

麦秋とは、刈り入れの近づいた

麦の穂が黄金色に輝いて見える

時期の事だそうです。

 

 

 

和服では、余り見かけない「麦」

の柄ですが、当店にその珍しい

「麦」柄の品物があります。

 

 

 

 

渋谷和子先生の「麦列」と名付け

られた越後小千谷紬地に染められた

名古屋帯。

 

 

 

 

1932年生まれの渋谷先生は、

私が呉服業界に入った45年前

から第一線で活躍されていました。

 

 

 

その作風は、渋紙を用いて型を

つくり、糊で防染して染める

一枚型を 基本とした型絵染。

 

 

 

 

その当時から先生のファンが

多数おられましたが、作品自体

数が少なかったのを覚えています。

 

 

 

そうそう、2007年京都での消費者

向け展示会に岡山のお客様をご招待

した時、中々お気に召す品物がありません。

 

 

 

ま、そんな事もあるなぁ、と

思っておいたところ、たまたま

渋谷先生のファンと言う話になり。

 

 

 

それを聞いていた、問屋さんの

係員が奥から仕舞ってあった

先生の作品を持ってきました。

 

 

 

次月の小売店向け展示会での

メインとなる渋谷先生の2点

だけの着尺と名古屋帯です。

 

 

 

まだ、問屋さんの一部の人しか

知らない、そんな作品を特別に

見せてもらえました。

 

 

渋谷先生作、着尺。

 

 

ところが、その作品をお客様が

気に入ってしまったのです。

 

 

渋谷先生作、染帯。

 

 

何とか、問屋さんにご無理を

お願いして、先生の作品2点とも

お客様のお求めいただきました。

 

 

それ程、先生の作品とご縁が

ある事が、稀なのです。

 

 

 

 

そんな先生の名古屋帯「麦列」

は、今までの作品より彩色と

配色が落ち着いた印象。

 

 

 

 

着物通が、本場本場大島紬や

久米島紬、文化財本場結城紬

にさりげなく締めていただき

たい雰囲気。

 

 

これは、これで良い味が出て

じんわり長くお締めいただける

帯では、無いでしょうか?

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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