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お母様の着物を娘さんの寸法にお仕立替え、承ります。

きもの110番 2023年5月29日

Vol.2298

   

 

本日は、「お母様の着物を娘さんの

寸法にお仕立替え、承ります。」です。

   

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

   

 

ご訪問ありがとうございます。  

 

 

 

昨日ご来店のお客様は、父が叔父

と営んでいた呉服屋を独立する前

にお誂えいただいていた、お方様。

 

 

 

と言うことは、私が当店に入社

する前ですので、40年以上の

時が経っています。

 

 

 

その時、奥様にお求めいただいた

お単衣の着物が、当時の当店の

たとう紙に入れられてご持参されました。

 

 

 

 

たとう紙の屋号は、呉服の一越で

住所も岡崎市伝馬通りとなっている

ので、間違いありません。

 

 

 

40年以上前のお単衣の着物を

娘さんがお茶会のお手伝いで

お召しになる為に寸法直しの

ご依頼です。

 

 

 

寸法を測れば、裄丈が5分(約3㎝)

身丈は、4寸5分(約17㎝)ほど短い

ので、伸ばさなくてはなりません。

 

 

 

ま、裄丈の方は、縫い後の

を消して目いっぱい伸ばせば

何とか寸法通りになります。

 

 

 

が、身丈は前身頃に縫い込みが

ないので、そもそも伸ばす事は

出来ません。

 

 

 

そう、当時の和服は、現在の

様に白生地自体を長く織らず

ギリギリの用尺でした。

 

 

 

そして、着物の仕立て方も腰に

縫い込みを全く入れず、残り裂

が出れば、それで草履やバッグ

を作る方もおられました。

 

 

 

そんな時代背景もありますが

身丈を伸ばさなければ、お召し

になれません。

 

 

 

そこで、別布を腰で継ぎ足して

身丈を伸ばす事で、お召しになる

のに充分な寸法となります。

 

 

 

今回の様にお母様の着物を娘

さんに譲る時、大抵は娘さん

の方が大柄なので寸法を伸ばす

事となります。

 

 

 

 

ま、この様なことが出来るのも

和服のよい所、洋服でも出来ます

が限度があり別布を足す事もしません。

 

 

 

そんな、ご依頼も承ります。

まずは、電話0564‐22‐3259

メールkimono@ichikoshi.com

までご連絡、お願いいたします。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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