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今日3月4日は、「ミシンの日」和服は、手縫いが多い理由とは?

お仕立て 2023年3月4日

Vol.2213

 

 

 

本日は、「今日3月4日は、「ミシンの日」

和服は、手縫いが多い理由とは?」です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今日3月4日は、「ミシンの日」

ミシン発明200年を記念して

日本家庭用ミシン工業会(現在

は日本縫製機械工業会)が1990

(平成2)年に制定。

「ミ(3)シ(4)ン」の語呂合せ。と。

 

 

 

 

和裁でも、ミシンを使う事が

ありますが、非常に稀で道行

コートの衿などです。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

また、セット物のお振袖や

レンタルでのオーダー振袖

などは、ミシン仕立てです。

 

 

 

これ、海外(以前は中国でした

が現在はベトナムが主流)の縫製

工場でミシン仕立てを行います。

 

 

 

人件費が安価でそれなりのに

器用な指先で技術習得が早く

従順なためなのです。

 

 

ま、お振袖を洗い張りして

お仕立て直す場合、お子さんや

お孫さんに譲る場合が多く。

 

 

お仕立て上がりの優劣や着心地

と言った、非常に微妙な個人的な

感覚が必要ないからです。

 

 

 

それよりも、寸法通りにちゃんと

仕上がっているか?とかコストを

優先するためです。

 

 

 

ですが、お振袖以外の和服では

ほとんどを手縫いで行います。

 

 

 

 

これ、洗い張りや寸法直しを

する場合、着物の全部か一部を

解く事となります。

 

 

 

その時に手縫いだと、解きやすい

事と解いた後の縫い目の穴が

目立つことがありません。

 

 

 

これ、ミシン仕立てですと

解き難く縫い目の後の穴が

くっきりとなっています。

 

 

 

また、手縫いでは、糸に

ある程度、遊びを持たせて

お仕立てします。

 

 

 

この非常に微妙な遊びが

着心地に影響するのです。

 

 

 

もう20年いくらい前の事

30年以上、当店のお得意様が

義理で他店で購入された着物が

着難いと当店に持参されました。

 

 

 

 

そこで、当店専属の仕立屋さん

に、お願いしてお直しをすれば

着やすくなった!とお喜びに。

 

 

寸法は、同じでもお仕立する

人で着心地が変わります。

 

 

これは、レアケースで余程

着物をお召しになっている

と分かる感覚かと?

 

 

いずれにしても、和服は手縫い

が基本、これからも仕立屋さんに

頑張ってもらわなければなりません(笑)

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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