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今日は、「十五夜で中秋の名月」 和装の月柄のいろいろ。

ご紹介 2022年9月10日

Vol.2037

 

 

 

本日は、「今日は、「十五夜で中秋の名月」

和装の月柄のいろいろ。」です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今日9月10日は、「十五夜」で

「中秋の名月」、秋の夜空に

浮かぶ美しい「月」を愛でる日。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

日中に比べ、朝晩は確実に

涼しくなり始めた時期に満月

を見て楽しむことは、日本人

ならではないでしょうか?

 

 

 

古くから太陽と月は、信仰

の対象となり、権威の象徴

ともされてきました。

 

 

 

 

平安時代には、天文や暦を占う

陰陽道が盛んになり、太陽と

月の組み合わせの日月(にちげつ)

や星が文様として使われ始めたのです。

 

 

 

 

 

「日月」と言えば北大路魯山人

の「日月椀」に見られる日月文様

をモチーフにした染名古屋帯。

 

 

  

 

 

 

シンプルな美しさと箔の色を

微妙に変えて染の技術の高さ

が伺えます。

 

 

 

 

月をデザインして描いた和装は

通年、秋草やウサギと共なら

今時期がお似合いとなります。

 

 

 

 

 

また、ススキや秋草などが

生い茂る野原に月を組み合わ

せた柄を「武蔵野」と呼びます。

 

 

 

 

関東平野の西部に位置する

「武蔵野」は高い山がなく

野原が見渡すことが出来

万葉集にも詠まれた地名。

 

 

 

桃山時代に画題として流行した

おしゃれな柄行で富士山を

描く事もあります。

 

 

 

いずれにしても、秋を連想する

「月」です。そんな十五夜の

今夜は、風に吹かれて一献

傾けたいと思います。

 

 

 

最後にお知らせを、

「秋の染織新作展」は、

来週16日(金)~20日(火)

変更となりました。

 

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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