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今日7月23日から24節季では「大暑」和服の柄で暑気払い出来る?

ご紹介 2022年7月23日

Vol.1979

 

 

 

本日は、「今日7月23日から24節季では「大暑」

和服の柄で暑気払い出来る?」です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

今日から24節季では、「大暑」

72候では、「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」。

 

 

 

 

 

24節季の「大暑」は文字通り

1年で一番暑い時季のこと、

文字を見るだけで、汗が噴き出そう。

 

 

 

 

 

で、この「大暑」の次の24節季は

8月7日で、もう「立秋」となり

72候では「涼風至(すずかぜいたる)」。

 

 

 

季節の移り変わりは、早いですが

昨今の気象状況では、温暖化で

より暑い日が長く続きます。

 

 

 

これ、気象状況だけでなく

建物のコンクリート化や

道路のアスファルト整備に

室外機の熱放出も関係あるかも。

 

 

   

 

 

暑いものは、暑いので体力を

付ける為に「鰻」や「天ぷら」

「肉」を食べ、服装も軽やかで

涼しく見えるものを。

 

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

和服の夏物は、基本的にシルクなら

透ける織り方、「絽・紗・羅」を使用

するか、麻・芭蕉布・上布などの

涼し気な素材を使います。

 

 

芭蕉布の画像は、お借りしました。

 

 

ま、和服は形がある程度統一されて

変わりませんので、洋服の様に

デザインで涼しさを表現できません。

 

 

 

なので、素材感や文様で涼しさを

演出するのです。

 

 

 

 

江戸時代の夏の小袖、垣根に雪が

積っている柄が全体の染められて

いる物がありました。

 

 

 

 

通常、季節の先取りの感覚は

ひとつ先の季節、夏なら秋草を

1月なら梅柄、3月なら桜の柄。

 

 

 

 

ですが、先程の麻の小袖は真逆の

雪の柄が一面に表されていました。

 

 

 

これ、暑い夏に雪を見ていただき

少しでも暑さを和らげようとする

着用者の心意気が分ります。

 

 

 

ま、こんな風に周りの方への

気配りを柄行で表すのも和装の

良いところ。

 

 

 

そんな、今日からの「大暑」は、

丁度、「土用の丑の日」暑気払いに

今夜は「鰻」でもいただきましょうか(笑)

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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