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着物手帳今週の四字熟語は、「花鳥風月」着物の柄付けを発展させたのは、友禅染め?

ブログ 2022年5月7日

画像は、お借りしました。

 

 

 

Vol.1905

 

 

 

本日は、「着物手帳今週の四字熟語は、

「花鳥風月」着物の柄付けを

発展させたのは、友禅染め?」です。

 

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

昨日のドラゴンズ、左腕エース

大野雄大が10回1安打完封勝利

正にエースの活躍が嬉しい山脇寿人です。

 

 

 

 

着物手帳、今週の幸せを呼ぶ

四字熟語は、「花鳥風月」

美しい自然の景色のこと。

 

 

 

 

その景色を題材に書画や詩を

創作して楽しむこと。

花鳥風月の描かれた着物を

着ると気持ちが高まりますね、と。

 

 

 

そう、正に着物の柄付けは

「花鳥風月」そのもの。

 

 

 

と言うか。古代華やかな貴族の

生活を飾った絹の刺繍や織物の

柄や色はその人の地位や身分を

表していました。

 

 

 

 

 

また、士農工商という厳密な

階級制度があった江戸時代には

人々の服装を幕府が制限する

「奢侈禁止令(しゃしきんしれい)」

が度々、出されています。

 

 

 

 

 

商人が裕福となり財力に任せて

豪華な刺繍や絞りの着物を着る

様になると、これを禁じたのです。

 

 

 

 

着物の柄を表現するための

防染方法には、2枚の板で締める

夾纈(キョウケチ)、糸で生地を

絞る纐纈(コウケチ)、蝋を熱で

溶かし生地に刷毛で塗る﨟纈(ロウケチ)

と刺繍、金銀の摺箔でした。

 

 

 

 

この内、全体を鹿の子絞りにした

「惣鹿の子(そうかのこ)」、刺繍と

摺箔を併用した「縫箔(ぬいはく)」、

金糸の「金紗(きんしゃ)」を禁ずたのです。

 

 

 

 

これまでのように着物を飾る事の

出来なくなった呉服業界は、新たな

染めの技法「友禅染」を採用。

 

 

 

「友禅染」は、色落ちせず、多彩色

糸目糊による繊細な輪郭で描く絵画

の様な模様を染める画期的なものでした。

 

 

 

 

 

友禅染は、京友禅、江戸友禅

加賀友禅とそれぞれ独特の持ち味

で発展し正に「花鳥風月」の柄

を着物に付けることに非常に

役に立ったのです。

 

 

 

それにしても大野雄大が本調子に

なったので今年のドラゴンズは、

楽しみが増えました(笑)

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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