今日から72候では、「霞始靆」和装の霞柄いろいろ。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

呉服のいちこし

0564-22-3259

ブログ

今日から72候では、「霞始靆」和装の霞柄いろいろ。

ご紹介 2022年2月24日

 

お借りしました。

 

 

Vol.1836

 

 

 

本日は、「今日から72候では、「霞始靆

和装の霞柄いろいろ。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」を応援!

貴女の和装のお助けマン、山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今日から72候では、「霞始靆」

(かすみはじめてたなびく)

春霞が、たなびくころ。と。

 

 

お借りしました。

 

 

 

空気中の微細な水適が浮遊する

ために、空がぼんやりとして

見える様子を霞むと表現します。

 

 

 

 

文学的な言葉では、霞は春の

もので、秋では霧と呼びます。

 

 

 

 

霞柄は、とらえどころのない

霞をから日本的な感覚で文様化

して和装に取り入れています。

 

 

お借りしました。

 

 

霞は、横にたなびくとされ

直線を横に何本もひいて

霞を表現する様になりました。

 

 

 

 

線の数や強弱によって空間を

区切り、時間の経過や遠近感

などを表現します。

 

 

お借りしました。

 

 

 

和装で霞柄を使う場合、単独

よりも草花と共に描かれる事が

多く、そちらの存在感を際立たせる

脇役となります。

 

 

お借りしました。

 

また、カタカナのエの字の様に

表した「エ霞」は、その中に

草花を入れたり、松竹梅や

宝尽くしなど吉祥模様を

入れる事もあります。

 

 

 

遠山柄に草花柄を配しそこに

霞文様を配すれば、奥行きが

出て自然の雄大さを表わす事が出来ます。

 

 

お借りしました。

 

 

江戸時代中期から後期にかけて

上級武士や公家の女性の小袖の

意匠に好まれた風景模様を

「御所解き」模様と言います。

 

 

 

 

その御所解き模様には、

霞は欠かす事に出来ない文様。

 

 

 

 

 

霞柄は、どちらかと言えば、

フォーマル系の和装によく

使われます。

 

 

お借りしました。

 

そして、春霞が見られる頃に

要注意なのが「花粉症」!

鼻はずるずる、目はしょぼしょぼ。

 

 

ご自愛くださいませ。

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

 

記事一覧に戻る

先頭へ

Copyright (C) ICHIKOSHI All Rights Reserved.