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着物手帳、今週の「幸せを呼ぶ四字熟語」は、「衣錦還郷」。 和装で錦とは?

ご紹介 2022年1月28日

Vol.1809

   

 

本日は、「着物手帳、今週の「幸せを呼ぶ

四字熟語」は、「衣錦還郷」。

和装で錦とは?」です。

     

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

服の貴女が「褒められる」を応援!

貴女の和装のお助けマン、山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。    

 

 

 

着物手帳、今週の

「幸せを呼ぶ・四字熟語」は

「衣錦還郷」(いきんかんきょう)。

 

 

 

 

古郷に錦を飾ること、錦の様な

きらびやかな衣装をまとって

古郷に帰ること。

 

 

 

出世や成功して故国に帰る

という意味をもちます。と。

 

 

 

「錦」

 

 

 

この、錦とはご存じとは思いますが

いろいろの糸で模様を織り出した

高級の織物。

 

 

お借りしました。

 

 

 

二色以上の色糸や金銀糸を使って、

きれいな模様を織り出した、

地が厚い高価な絹織物のこと。

比喩的に、美しく立派なもの。

 

 

 

 

和装で、錦と名が付くものに

「佐賀錦」(さがにしき)

「糸錦」(いとにしき)が

あります。

 

 

 

 

「佐賀錦」とは、金銀の箔を

漆で和紙に張り付け、それを

細く裁断、経糸にします。

 

 

 

緯糸は、染色した絹糸を使い

織り上げる錦です。

 

 

佐賀県H.P.より

 

 

30年ほど前には、フォーマルな

袋帯なら「佐賀錦」と言われ

その生地は、草履やバッグにも

使われました。

 

 

 

ですので、成人式用の振袖に

お嫁入のお支度に、草履バッグ

は佐賀錦製をお勧めしていたくらいです。

 

 

 

それが、安価な「佐賀錦」の

品物が出回り出してから

本来の佐賀錦製品を見なく

なってしました。

 

 

 

「糸錦」とは、金糸・銀糸のほか

各種の色を用いて文様を織り

出した織物のこと。

 

 

お借りしました。

 

 

 中国から伝来し、京都の西陣や

桐生が主な産地となり、 帯地や

袋物に用いられます。

 

 

 

ですので、「佐賀錦」以外の

帯は、全て「糸錦」なのです。

 

 

 

「糸錦」の中に色々な織り方が

あり、それぞれの特徴を最大限

に生かして、真摯にもの創りをしています。

 

 

 

 

 

 

それに応えるのも我々、小売り屋の

仕事でそれをお客様にお伝え

しなければ、いけません。

 

 

 

 

それにしても、故郷で仕事を

していると「衣錦還郷」出来ませんね(笑)

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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