京都出張時に掛かってきた電話は「七五三」の件ともう1本は?その2
ご紹介 2021年10月6日
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Vol.1701
本日は、「京都出張時に掛かってきた電話は
「七五三」の件ともう1本は?その2」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和服の貴女が「褒められる」を応援!
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
昨日の続き、京都出張時の
13時前にかかって来た転送電話の
お相手は、三重県にお住いのお方様。
内容は、十数年前に三重県で
開かれた「いちこし」さんの
展示会に伺って着物を購入。
それが、喪服で紋が違って
いるので、入れ替えて
欲しいというご要望。
で、当店は愛知県岡崎市で
今年、創業100年の呉服屋。
岡崎市以外、市外は勿論
県外でも展示会をした実績が
ない事。
以前「京都いちこし」という
会社があり、そこは全国各地で
展示会をしていた事。
そしてその会社は、現在存在して
いない事。などなど、を
お伝えしました。
で、詳しくお困り事を伺うと
指定した紋は、「丸に~」という
紋の周りに輪っかが付いている。
でも、その呉服屋さんは
丸が付くのは「男紋」で
女性には、丸を付けないので
輪っかを省いて紋入れをした、との事。
これ、いわゆる「家紋」は
「男紋」になるので「丸」を
付けて、「女紋」は丸を省く。
通常は、この様に説明しますが
極まれに「女紋」でも「丸」を
付ける紋もあるのです。
ですので、その販売員の勉強不足
なのか、お店の認識不足かは
分かりませんが、確認が必要です。
それで、その方は「紋」の入れ替えを
販売店に頼んだのですが、返事を
すると言って、来なかった様です。
その話が数年前の事で、そこに
電話をしても通じなくなっていて
それで当店に電話をしたようです。
この様な、「京都いちこし」さんの
クレームが当店に電話やメールで
来る事が2∼3年に一度くらいあります。
その都度、お応えしているのは
地元の信用できる呉服専門店か
デパートの呉服部に現物を持って
ご相談する事をお勧めしています。
実際、現物を見ないで軽々に
答えを出す事は、出来ません。
ま、こんなやり取りを
20分程して納得して
いただきました。
ふー、言葉を慎重に選んでの
20分は結構疲れるのです。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。