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今日9月20日は「空の日」鳥瞰した「茶屋辻」文様を現代に繋げる作家とは?

ご紹介 2021年9月20日

Vol.1685

 

 

 

本日は、「今日9月20日は「空の日」

鳥瞰した「茶屋辻」文様を

現代に繋げる作家とは?」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」を応援!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

今日9月20は、「空の日」

1940年に「航空の日」として制定。

戦争中中断されていたが、1953年に復活。

運輸省(現在の国土交通省)航空局が

1992年に「空の日」改称した。との事。

 

 

 

お借りしました。

 

 

「空」と言えば「雲」ですが

その他にも「海」との「水平線」

「山」との「稜線」などを

思い浮かべます。

 

 

 

 

 

和装の文様で「遠山」という

遠くに見える山並みの重なり

あった様子を文様化したものが

あります。

 

 

 

 

 

 

遠山には、その上に「空」の

広がりを感じます。

 

 

 

 

また、「空」から見た風景

鳥瞰したものを文様にした

「茶屋辻」文様もあります。

 

 

お借りしました。

 

 

 

京都の呉服商、茶屋四郎次郎が

江戸時代に考案したとされている

「茶屋辻」文様。

 

 

 

当初は、藍色の濃淡で山水や楼閣、

花鳥、雲取などの細やかな模様を

総模様に染めていました。

 

 

 

その伝統の「茶屋辻」文様を今に

伝えているのが五代・田畑喜八先生。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

田畑家は「藍の濃淡・摺疋田・縫い箔」

を得意としてものづくりをされ、

中でもライフワークとして手がける

「茶屋辻染め」は独特の藍彩の美しさ

が際立っています。

 

 

お借りしました。

 

 

伝統的な「茶屋辻」文様を個性的に

演出し、その品格のある作品は現代の

美意識や流行にマッチしています。

 

 

 

 

また、田畑家では代々お客様を

「華主」とお呼びし「着物をお召しに

なる女性すべてが主人公」という想い。

 

 

 

 

その想いと着物をお召しになる

お方を歓ばせるように、という

作り手の考え方も含まれています。

 

 

 

そして、それが着物姿を見る方

にも楽しんで貰いたいとの

想いも込められている様です。

 

 

 

 

そんな想いや考えを込めて

創られる和服、小売り業の

私たちも凛とした姿勢が重要ですね。

 

 

 

 

そして、明日は8年ぶりに

中秋の名月が「満月」となる

空が広がります、ぜひご鑑賞を!

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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