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今日より72候では「鶺鴒鳴」和服で水辺の鳥は「おしどり」?

ご紹介 2021年9月12日

羽田工房H.P.より

 

 

 

Vol.1677

 

 

 

本日は、「今日より72候では「鶺鴒鳴」

和服で水辺の鳥は「おしどり」?」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」を応援!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

今日9月12日より72候では

「鶺鴒鳴」(せきれいなく)

セキレイが鳴き始める時季。

 

お借りしました。

 

 

秋の季語に「小鳥」がありますが

この時期の72候に選ばれた

「セキレイ」は、秋の小鳥を

代表しているのでしょう。

 

 

 

私の住んでいる岡崎市の

市の鳥は、「ハクセキレイ」。

 

 

岡崎市H.P.より

 

 

昭和50年、市民の投票で上位を

占めた鳥の中から選ばれとの事。

 

 

理由としては、生活圏が主に水辺で

清流のまち岡崎のイメージに合うこと。

 

 

昭和40年代、数千羽のハクセキレイが

矢作橋をねぐらとしていることが

全国的に有名だったなどだそうです。

 

 

ハクセキレイは冬鳥として飛来し、

矢作川や乙川などの水辺でよく姿を

見ることができます。

 

 

水辺の鳥として和装によく

使われる文様は、鴛鴦(おしどり)。

 

 

 

 

日本では、仲の良い夫婦の事を

「おしどり夫婦」呼びます。

 

 

 

それと同じように、鴛鴦は

仲睦まじいことから、中国

では、夫婦の変わらぬ愛を

象徴する鳥とされています。

 

 

お借りしました。

 

 

 

日本でも吉祥文様として

用いられ、特に桃山時代

から江戸時代の能衣装や

小袖の柄に多く見られます。

 

 

 

鴛鴦は、水辺の風景と共に

一般的には「番」(つがい)で

柄付けされる事が多く、夫婦

和合の姿と言われています。

 

 

 

鴛鴦で有名な作家と言えば

「羽田登喜男」先生、勿論

重要無形文化財の保持者。

 

羽田工房H.P.より

 

 

 

 

いわゆる、人間国宝。京友禅の

世界に、加賀友禅を融合させた

独自の境地を開いた功績は

高く評価されています。

 

 

 

また、1986年初来日の英国ダイアナ妃へ

京都府、京都市が二条城で献上するために

手描友禅本振袖「瑞祥鶴浴文様

(ずいしょうかくよくもんよう)」を製作。

 

 

お借りしました。

 

 

 

当時、業界ではその振袖に

値段を付ければウン千万円と

噂が飛びかったほど。

 

 

 

最盛期よりも下降していましたが

まだまだ、和装業界も華やかりし

頃の事です。

 

 

 

 

ま、いずれにしても秋は

もうそこまで来ています。

 

 

 

ワクチンを打って和服での

お出掛けに、お備えてくださいませ。

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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