先月ご来店のお客様の手持ちの袋帯に合う、訪問着を探すコツとは?
ご紹介 2021年8月14日
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Vol.1648
本日は、「先月ご来店のお客様の
手持ちの袋帯に合う、訪問着を
探すコツとは?」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和服の貴女が「褒められる」を応援!
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
先月ご来店のお客様は
次女の友人の親子さん。
お母様とお姉様、生後ひと月ほど
の男の赤ちゃんと次女の友人。
赤ちゃんは、お姉様の第一子で
非常に可愛い子です。
その赤ちゃんのお宮参りと
100日のお祝い(お食い初め)を
兼ねてされるとの事。
その時に着用するお姉様の
着物をご覧になる為のご来店。
まずは、お手持ちの着物を
拝見させていただきアドバイス。
お手持ちの着物は、お姉様の
お好みでお求めになった付下げ。
お似合いには、なられている
のですが、いかんせんお地味で
お祝いの席にお勧め致しかねます。
それではと当店の訪問着を
見ていただく事にし、2∼3枚を
顔に当ててお似合いになる
色柄を見極めます。
ここでお手持ちの袋帯を
お出しになられました。
それは、龍村美術織物謹製の
「瑞鳥七宝文」柄の素晴らしい帯地。
こんなに格調高く良い柄の
袋帯をお持ちならば、この
帯を活かした方が良いと思い。
この袋帯に合う、訪問着を
探すことにしました。
お姉様の雰囲気もお似合いに
なる色柄も把握出来ましたので
探しやすくなりました。
お帰りになる間際にお母様より
ご予算の耳打ちも受けましたので
お気に召す物をご用意できます。
明後日、16日より別件で
京都入りし、その時に選品
出来る様、問屋さんに依頼して。
後は、お勧めできる品物との
出会いがあるか?それだけを
願っています。
さーっ、来週が楽しみに
なりました。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。