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今日8月11日は。「山の日」だった、和装の山の柄で強烈な印象を受けた作品とは?

ご紹介 2021年8月11日

Vol.1645

 

 

 

本日は、「今日8月11日は。「山の日」だった

和装の山の柄で強烈な印象を受けた作品とは?」です。

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」を応援!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

今日8月11日は、もともと

「山の日」で国民の祝日でした。

 

 

 

それが、東京オリンピックの

関係で今年だけ平日となったのです。

 

 

 

和装で「山」の柄と言えば、

ひとつの山ではなく「遠山」の柄。

 

 

お借りしました。

 

 

そう「遠山」とは、遠くに見える

山々の連なりあう様子を文様に

したものです。

 

 

お借りしました。

 

 

 

険しい山ではなく、丸みを

帯びたなだらかな半円形の山が

いくつも描かれた模様なのです。

 

 

 

一般的な和服では、ひとつの山で

なく遠山と言う連なる山を描きますが

久保田一竹先生は、富士に魅了され、

富士をモチーフに作品を作ります。

 

 

お借りしました。

 

 

 

先生は70歳より「一竹辻が花」の

集大成として80枚の着物を一つの

キャンパスに見立てる「光響」に

取り組みます。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

 

「光響」とは、日本の四季折々を

描き、その中央上部に富士を描く

壮大な構想だったのです。

 

 

 

しかし、29枚完成後、残念ながら

85歳でこの世を去った先生の

「光響」は、未完となりました。

 

 

 

それでも、残された作品を

昨年、東京国立博物館で行われた

「きもの展」で鑑賞。

 

 

 

 

 

その素晴らしい作品に感動し

魅了されたことを、昨日の様に

思い出します。

 

 

 

その技術力と構想力、卓越した

先生の感性が作品に乗り移って

見ている物に迫ってきます。

 

 

 

 

ご覧になりたいお方様は

河口湖湖畔にたたずむ

久保田一竹美術館に

お出掛けくださいませ。

 

 

 

その素晴らしさに胸を

震わせる事でしょう!

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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