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暑い夏にお召しになる浴衣生地いろいろ、ご紹介。

ご紹介 2021年7月24日

Vol.1627

 

 

 

本日は、「暑い夏にお召しになる

浴衣生地いろいろ、ご紹介。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」を応援!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

暑い日が続きますね!

昨日は、東京オリンピック

2020の開会式が無観客で

行われました。

 

 

 

その前に競技の始っていた

ソフトボールや男女サッカー

やはり日本が勝つと気分が

あがります。

 

 

 

選手の皆さんには、自分の

持てる力を精一杯発揮して

もらいたいものです。

 

 

 

持てる力と言えば、浴衣も

生地によって性質があり

持っている力が違いますので

ご紹介いたします。

 

 

 

まずは、一般的な「綿コーマ」

たて糸とよこ糸を1本づつ交差に

織られているので、丈夫で

破れにくいのが特徴。

 

 

 

 

生地面に凸凹がなく、しっかり

している分、透け感はありません。

 

 

 

 

 

不揃いな糸を除いて織る為

高級な綿生地とされています。

 

 

 

お次は、その綿糸を絽織した

「綿絽」のご紹介。

 

 

 

 

 

絽織とは、よこ糸を3本から5本

織ってからたて糸を交差して

また織ります。

 

 

 

 

 

 

たて糸を交差する事でそこに

隙間が出来ます。これを絽織

と言います。

 

 

 

浴衣は、もともと湯帷子(ゆかたびら)

からきていて、入浴の際に着用

されていた麻の単衣着物。

 

 

 

それが、湯上りに着用する

様になり、夕方から着る事が

出来るものでした。

 

 

 

小唄や端唄の師匠が夏の

昼間から浴衣を着用したい

とのご要望から綿絽が誕生

したと聞いています。

 

 

 

ですので、半衿や足袋を履けば

夏着物としてお召いただけます。

 

 

 

次は、「紅梅」生地、これは

格子状に凸凹織の事。

 

 

 

 

 

格子状の所は太い糸を使い

細い糸の間に太い糸をたて

よこに織り込んで凹凸を作ります。

 

 

 

 

 

こうする事で肌に触れる

面積が減る為、そこに

風が通り涼しく感じます。

 

 

 

 

紅梅は、綿糸で織れば

「綿紅梅」絹糸を使えば

「絹紅梅」となりこちらも

半衿、足袋で夏着物となります。

 

 

まだ、ありますがそれは

明日の当ブログで記事に

いたします。

 

 

 

室内でも熱中症になる可能性が

ある様です。

皆様、お気を付けくださいませ。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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