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今朝の中日新聞に「純白の繭、寝床で待つ」の記事より群馬県の織物状況、ご紹介!

ご紹介 2021年6月12日

Vol.1585

 

 

 

本日は、「今朝の中日新聞に「純白の繭、寝床で待つ」

の記事より群馬県の織物状況、ご紹介!」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」最適品を

お勧めいたします!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今朝に中日新聞、社会面に

「純白の繭、寝床で待つ」

見出しの記事が載っていました。

 

 

 

 

愛知県新城市唯一の養蚕農家で、

蚕たちが次々と繭を作り始めた。

 

格子状の厚紙でできた

「回転蔟(まぶし)」

の中にびっしりと繭が

並び、出荷を待っている。

 

 

長年養蚕に取り組んできた

滝本雅章さん(69)は、

五月上旬から一万匹の飼育を開始。

 

けし粒大の卵からふ化した蚕は、

クワの葉を食べて成長。脱皮を

繰り返し、体長七センチの大きさ

になると、寝床となる蔟(まぶし)

に登って艶やかな白い糸を吐く。

 

 

繭は十六日にも足踏み式の

機械で蔟から取り外され、

群馬県の製糸場に出荷される。

 

 

一部は三重県の伊勢神宮への

奉納用として取り置かれ、

愛知県田原市で製糸されるという。

 

 

滝本さんは「奉納の伝統を守るために、

養蚕を続けていきたい」と話した。

以上、中日新聞WEB版より

 

 

 

ここで注目していただきたい

のは、群馬県の製糸場に出荷

される、という所。

 

 

 

 

群馬県で製糸と言えば

世界遺産に登録された

「富岡製糸場」。

 

 

 

でも、歴史的には桐生市の

方が古く、元々絹織物の産地で

その起源は奈良時代まで遡ります。

 

 

 

江戸時代以降は、西陣及び

西洋の技術を導入さらに

工場制手工業を導入し発展しました。

 

 

お借りしました。

 

 

『西の西陣、東の桐生』と言われ、

高級品織物を中心に昭和初期までは

日本の基幹産業として栄えてきたのです。

 

 

 

桐生織には、御召織(おめしおり)、

緯錦織(よこにしきおり)、経錦織

(たてにしきおり)、風通織

(ふうつうおり)、浮経織(うきたており)、

経絣紋織(たてかすりもんおり)、

綟り織(もじりおり)の

七技法があり、桐生織伝統工芸士会に

よって技術の継承がなされています。

 

 

 

 

浮経織(うきたており)      捩り織(もじりおり)2点桐生市H.P.より

 

 

 

戦後は、織物業者だけでなく

染色加工の事業者も増え、

総合産地となっております。

 

 

 

 

明日は、そんな桐生産の

品物をご紹介いたします。

お楽しみに!

 

 

 

それにしても愛知県で

養蚕業者さんがおられたとは

驚きです!?

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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