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今日5月29日は、「ごふくの日」そんな日に上布のご紹介です。

ご紹介 2021年5月29日

Vol.1571

 

 

 

本日は、「今日5月29日は、「ごふくの日」

そんな日に上布のご紹介です。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」最適品を

お勧めいたします!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

今日5月29日は、言わずと知れた

「ごふくの日」。

全国呉服小売組合総連合会が

制定した 五(ご)二(ふ)九(く)で

「ごふく」の語呂合せ。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

 

本来呉服は、絹織物を指し

高級品で、綿や麻などの

大衆品は、巻が太いので

太物と呼んでいました。

 

 

 

 

 

でも、現在では綿や麻素材の

品物で高級品が存在します。

 

 

 

麻の高級品の代表は、越後上布と

宮古上布、小千谷縮。

 

 

美しいキモノ・夏号より

 

 

 

共に重要無形文化財の

技術指定を受けています。

 

 

 

 

そして、上布とは「上質な

麻で織られた布」の事で

献上品でもありました。

 

 

 

 

上質な麻とは、苧麻(ちょま)と

呼ばれる植物の皮の肉質をこそぎ

落とし繊維だけ取り出し「青苧」

(あおそ)を作ります。

 

 

 

 

水に浸してやわらかくした青苧

を爪で細かく裂き、その糸先を

より合わせてつないでゆきます。

 

 

お借りしました。

 

 

 

この時、先端と根本の太さが

違う事を利用し、それぞれを

より合わせて糸の太さを

均一にします。

 

 

 

これベテランでも1日、5~6g

しか績む事が出来ません。1反に

800g以上を使うのでその工程

だけでも5カ月以上掛かります。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

その後、絣を作りいざり機で

織り上がったものを糊や汚れを

落としながら布をやわらかくして

布目を詰まらせるための「足ぶみ」

を行います。

 

 

 

 

 

そして、仕上げが「越後上布」

独特の「雪ざらし」。

 

 

お借りしました。

 

 

 

品物をさらに白くする為

天気の良い日に雪上に広げ

さらすのです。

 

 

 

ハースト婦人画報社より

 

 

 

 

そんの越後上布をお召しの

松嶋菜々子さんが表紙の

「美しいキモノ」夏号が

昨日、届きました。

 

 

 

 

銀座もとじさんが提供されて

いるその越後上布は、深い

藍色が地色。

 

美しいキモノ・夏号より

 

 

 

そこに絣模様が、さえざえと

映える爽やかな品物。

 

 

 

帯ももとじさん提供の草木染の

黄色が鮮やかな八重山上布。

 

 

 

見事なひと揃えで、松島さんの

美しさがひと際、引き立ちます。

 

 

 

 

上布、過去に当店での

取り扱いは、1度だけ

ぜひ今後、お取り扱いを

したいものです。

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

 

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