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着物手帳、今週の大和言葉は「いささか」。和服の柄付けも「いささか」で変わります。

ご紹介 2021年5月24日

Vol.1566

 

 

 

 

本日は、「着物手帳、今週の大和言葉は「いささか」。

和服の柄付けも「いささか」で変わります。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」最適品を

お勧めいたします!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

着物手帳、今週の大和言葉は

「いささか」。

ほんの少しという意味。

 

 

 

強調の「いと」に「ささやか」

がついて「いとささやか」が

語源という説が有力、とあります。

 

 

 

 

和装でも「いささか」の柄付けの

違いで印象が変わります。

 

 

 

 

同じ柄でも刺繍の色や分量に

よって受ける印象が変わります。

 

 

 

 

 

こちらの名古屋帯、すくい織と

いう綴れ織りと同じ技法で

織られた後、刺繍をした

当店が別誂えをした品物。

 

 

 

 

 

京都の問屋さんで、独特のセンス

があり、モダンで都会的な物作りで

一線を画している「工芸こはく」さん

にお願いしました。

 

 

 

 

 

モチーフは、古代の焼き物の器で

それは、それは綺麗な青磁色が

浮かび上がる様に見えました。

 

 

 

 

 

こちらがお太鼓の柄付け。

唐花を織で、輪郭や葉脈など

は刺繍で表現しています。

 

 

 

 

 

そしてこちらが、腹側に

付いている柄。

 

 

 

 

 

同じ柄付けですが、腹の刺繍の

方がいささか濃い色で線も太く

なっています。

 

 

 

左・腹側、右・お太鼓

 

 

 

微妙な違いですが、全体に

受ける印象は、腹側の方が

キリッとシャープでお太鼓の

方がいささかボケる感じ。

 

 

 

 

 

 

柄全体は、お太鼓の方が大きい

のでこれでバランスを取って

いるのでしょう。

 

 

 

 

帯としては、着物好きが

好むおしゃれな品物。

 

 

 

今の季節にピッタリで

おしゃれな装いには勿論、

江戸小紋などに合わせて

準フォーマルにでも締めて

いただけます。

 

 

 

そんな、世界に1本のみの

名古屋帯、ご興味のある

お方様は、ご連絡お待ちしています。

 

 

 

 

「いささか」と言えば、サザエさんの

家のご近所さんにおられたような?

 

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

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