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24節季、明日よりは「小満」降雨時の和装のアドバイス!

ご紹介 2021年5月20日

Vol.1562

 

 

 

本日は、「24節季、明日よりは「小満」

降雨時の和装のアドバイス!」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」最適品を

お勧めいたします!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

24節季では、明日より

「小満」(しょうまん)。

 

 

 

お借りしました。

 

 

「小満」とは、暦便覧によると

「万物盈満すれば草木枝葉繁る」

とあります。

 

 

 

 

つまり、陽気がよくなり、草木

などの生物が次第に生長して

生い茂る、事なのです。

 

 

 

 

 

そして、秋にまいた麦の種が

丁度、穂をつける時季で

今年も順調に育っている、

とほっと一安心が「小満」です。

 

 

 

 

そしてこの時期、平年では

「走り梅雨」が見られる頃ですが、

今年は、もう梅雨入りしました。

 

 

 

 

 

雨が降りそうとか、降っている

時の和装は、少し気を付ける

事があります。

 

 

 

 

まずは、お召しになるの時、

普段より少し裾を短く着付け

をします。

 

 

 

 

 

和装の弱点のひとつに

足元があります。

 

 

 

 

西洋では、雨の日に長靴を

履いて雨自体やはねを防いで

います。

 

 

お借りしました。

 

 

 

ですが、日本では爪皮を付けた

高下駄が精々なので、着物の

裾をなるべく濡らさない様に

短く着るのです。

 

 

 

 

 

 

履きものは、雨に強い樹脂系で

出来た草履や履きもの全体を

覆う草履カバーもありますので

それをお勧めします。

 

 

 

 

 

そして、お召しになる着物の

生地も縮緬系やお召し系は

避けた方が賢明です。

 

 

お借りしました。

 

 

 

縮緬系やお召し系は、糸を

撚糸してあの独特なシボを

出しています。

 

 

 

 

水に濡れるとその撚糸が

変化する可能性が高く

縮んだりする事があります。

 

 

 

その為、防縮加工が施して

ありますが、極力避ける事を

お勧めします。

 

 

 

 

 

雨模様の時は、紬系が安心で

特に撚糸が殆ど無い本場大島紬を

お勧めします。

 

 

 

それも泥染の本場大島ならば

濃い地色になるので雨ジミも

気になりません。

 

 

 

ですが、雨に当たった後は

早めにお手入れにお出しください。

 

 

 

 

 

そして、雨コートや傘は当然

ですが、腰紐に替え足袋、タオルを

バッグに入れておくことを

お忘れなく。

 

 

 

 

足元が濡れているのは

不快ですし、草履を脱いだ時に

濡れた足袋では、お座敷にも

上れません。

 

 

 

 

雨が降りそう、降っている時の

和装はこんな事を気を付けて

お召しくださいませ。

 

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

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