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今日から72候では「葭始生」、和装で「葦」は主役の柄を引き立てます。

ご紹介 2021年4月20日

お借りしました。

 

 

Vol.1532

 

 

本日は、「今日から72候では「「葭始生」

和装で「葦」は主役の柄を引き立てます。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和装の貴女が「褒められる」最適品を

お勧めいたします!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今日から72候では

「葭始生」(あしはじめてしょうず)。

水辺の葦(あし)が芽を吹き始める時季。

 

 

 

 

「葦」は「悪し」(あし)に通ずる

ことを避けてしばしば「良し」(よし)

とも呼ばれます。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

葦原中国(あしはらのなかつくに)と

いう古名もあることから、葦は身近な

植物であったと言う事でしょう。

 

 

 

 

葦原中国とは、日本神話において

高天原(たかまがはら)と黄泉の国

(みよのくに)の間にあるとされる世界。

ウイキペディアより

 

 

 

和服では、主役になる模様では

ありませんが千鳥や波、船、白鷺、

雁などと共に文様化されています。

 

 

 

 

 

そう、水辺の風景の一部として

描かれることの多い柄です。

 

 

 

 

 

そして、夏から秋にかけて

お召しいただくと良い模様とも

言えるのです。

 

 

 

 

一緒に描かかれる柄によって

季節感が変わりますし、主役の

柄を引き立てもします。

 

 

 

 

この帯、川に入っている水鳥の

白鷺が1羽、葦の群生に隠れる

の様にたたずんでいる様子が

何ともスッキリと描かれています。

 

家庭画報.comより

 

 

 

こちらの「白麻地芦蛇篭模様帷子」

(しろあさじあしじゃかごもようかたびら)

などは、なびく葦が涼やかな風が吹いている様。

 

 

以上2点、東京国立博物館より

 

 

 

葦が風にたなびき、雁(かり)が

飛来する様を描いた秋の文様

葦雁文(あしかりもん)もあります。

 

 

 

 

この葦雁文は、和服だけでなく

磁器や鉄瓶などにも描かれて

います。

 

 

 

以上2点、お借りしました。

 

 

 

この様に日本の風土と係わりが

深く、馴染みのある葦は

色々な物を飾る柄として

今日まで息づいています。

 

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

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