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今日2月13日より72候では、「魚上氷」、和服で魚の柄は希少です。

ご紹介 2021年2月13日

お借りしました。

 

 

 

Vol.1464

 

 

本日は「今日2月13日より72候では、

「魚上氷」、和服で魚の柄は希少です。」  

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

貴女とお場所に合った最適和装をご提案!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

 

今日2月13日より72候では、

「魚上氷(うおこおりをのぼる)」。

 

お借りしました。

 

 

冬の間じっとしていた魚が

氷の間から飛び出す時季。

とあります。

 

 

お借りしました。

 

 

冬の間は水底でじっとして

いた魚たちも、 次第に浅い

ところに移動します。

これを「巣離れ」と呼ぶ様です。

 

 

 

 

 

和装で、魚の柄と言えば

まず思い浮かべるのが

「荒磯」(あらいそ)柄。

 

 

お借りしました。

 

 

 

「荒磯」は中国から伝えられた

「名物裂」の中の一つの文様で

「鯉」を表わしています。

 

 

 

 

「名物裂」とは、千利休など

著名な茶人が名品と認めた

道具を名物と呼びます。

 

 

お借りしました。

 

 

 

これらの茶器を入れる袋、

「仕覆」(しふく)や「袱紗」

(ふくさ)などに用いられた

裂の事です。

 

 

お借りしました。

 

 

 

「鯉」は縁起のよい魚で

いわゆる吉祥魚と中国では

古来から言われてきました。

 

 

お借りしました。

 

 

 

「鯉の滝登り」など勢いよく

上昇していく例えにも使われ、

5月の節句の「鯉のぼり」を始め、

男児の縁起物の柄として一般的な

ものです。

 

 

 

 

また、鯉そのものを柄にした

和服もありますが、数が非常に

少ないのが現状です。

 

お借りしました。

 

 

 

魚の柄は、水に関係しますので

夏物に使われる事が多く、

メダカや金魚、魚では

ありませんが海老に貝などなど。

 

 

お借りしました。

 

 

 

どうしても涼しさを感じる柄の為

絶対数が少ないのです。

 

 

 

 

十数年前、鮎の柄を塩瀬の

染帯で別誂えしましたが

それ以来魚の柄を取り扱い

したことは、記憶にありません。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

ま、それほど一般受けしない

柄行なのかもしれません。

 

 

 

 

でも、氷の間から飛び出す

魚とは、もうそこに春の

足音が聞こえて来そうですね。

 

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

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