1月23日、64歳最後の日に思う事。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

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ブログ

1月23日、64歳最後の日に思う事。

ブログ 2021年1月23日

Vol.1444

 

 

本日は、「1月23日、64歳最後の日に思う事。」  

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

貴女とお場所に合った最適和装をご提案!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

今日1月23日は、昭和31年生まれ

の私、64歳最後の日。

 

 

 

 

 

 

昭和30年代と言えば、

戦争で何もかも無くした

日本が力強く復興を遂げる

経済成長期。

 

 

 

 

しかし、明治維新や太平洋戦争の

影響で呉服業界は、衰退して

いました。

 

 

 

 

 

そこに昭和34年、皇太子様と

美智子様の結婚をきっかけに

着物ブームが巻き起こります。

 

 

 

お借りしました。

 

 

結婚式に美智子様が和服姿で

登場した事で「和服熱」が

巻き起こります。

 

 

 

多くの人は戦争で和服を

焼かれ失っていたので

購買する必要がありました。

 

 

お借りしました。

 

 

 

そして私の小学校時代の

入学式、卒業式と言ったら、

着物に黒の羽織をお召の

お母様方ばかり。

 

 

 

「2兆円」

 

 

そんな呉服業界の最盛期は

昭和50年(1975年)市場は

2兆円に達していました。

 

 

 

その後、徐々に衰退をはじめ

平成24年(2012年)には

3,000億円規模にまで

縮小します。

 

お借りしました。

 

 

 

そして、一昨年は2,600億円に

昨年はコロナの影響で1,600億円

まで落ち込んでいる様です。

 

 

 

もう、こうなると後継者の

いない生産者は、廃業を

考えます。

 

 

お借りしました。

 

 

 

現に京都では、染物の最終工程

「蒸し」屋さんが1軒になったそうです。

 

 

 

でも大丈夫、京都でなくなったら

新潟県十日町にあります。

 

 

 

 

 

 

十日町では、和服の生産を

一貫して行う会社があり、

1社で完成まで行えます。

 

 

 

 

そして、十日町では染物

だけでなく織物も生産して

いますので心強いばかりです。

 

 

 

業界が縮小しているのは

事実ですが、着物ファンは

必ず存在します。

 

 

 

その方たちのお役に立てる様

今後も精進をしていかねばと

明日65歳となる私は、強く思うのです。

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

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