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4月、5月のカジュアル・準フォーマルお単衣に故・大村禎一先生のロウ吹雪染め名古屋帯のご紹介。

ご紹介 2024年4月23日

Vol.2626

 

 

本日は、『4月、5月のカジュアル・準フォーマルお単衣

故・大村禎一先生のロウ吹雪染め名古屋帯のご紹介。』です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

数日前よりこの時期の「お単衣」

に締める事の出来る染名古屋帯

をご紹介しています。

 

 

 

なので、ちょいちょい、違う

ネタを挿み季節感も考えながら

染名古屋帯で行ける所まで行きます。

 

 

 

で、今日明日は、故・大村禎一先生の

染帯を2点連続でご紹介いたします。

 

 

 

 

本日は、「ゲンノショウコウと

都わすれ」と題された派手物の

染名古屋帯です。

 

 

 

日本画科出身の大村先生は、

写生を基本とした作品制作を

軸として活躍されました。

 

 

 

 

日本工芸会正会員となり、その

染めの特徴のひとつの「ロウ吹雪

染め」は、先生の代よりの技法です。

 

 

 

ロウ染めや蒔き糊染めの特徴は

ロウや蒔き糊を施した所は、防染

で染まらなくなります。

 

 

 

ですので、仕事をすればするほど

染まらない部分(白場)が多くなり

全体に重みに欠ける作品となります。

 

 

 

ですが、先生はそんな事を気に

せず、「ロウ吹雪染め」をこれ

でもか?(笑)と仕事をされるのです。

 

 

 

 

こちらの染帯もしっかりと「ロウ

吹雪染め」が施してあり、地色

より随分白くなっています。

 

 

 

 

 

ですが、その為にメインの花柄

や陰にした花柄が、見事に浮き

あがり主張しています。

 

 

 

 

 

 

この染帯には、白生地の市松の

地紋も柄となる、黄色地の花柄

小紋着尺を合わせてみました。

 

 

 

どちらもキレイな地色同士で、

彩度が同調してお互いを補完

し合い、良い取り合わせです。

 

 

 

ゲンノショウコウは、7~10月

都わすれは、4月~6月に花期の

為、「春・秋お単衣」に最適な帯。

 

 

 

 

また、しっかりとした友禅染め

ですので、茶道のお茶会のお運び

などに無地の着物に合わせても大丈夫。

 

 

 

そんな故・大村先生の染名古屋帯

ご興味のあるお方様は、ご連絡

お待ちしています。

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

 

 

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なら何でもご相談、承り必ず

最善のお応えをいたします。

 

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