きもの展、モードの変遷。明治より昭和初期徧。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

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きもの展、モードの変遷。明治より昭和初期徧。

ご紹介 2020年7月9日

Vol.1243

 

 

 

 

本日は、「きもの展、モードの変遷。

明治より昭和初期徧。です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

 

最適な和装で笑顔あふれるご提案!

貴方の和装・お助けマン

山脇寿人です。

 

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

ここ東海地方も豪雨に

見舞われ、被災された方や

避難されている方がおられます。

 

 

 

そんな方々に謹んで

お見舞い申し上げます。

 

 

 

 

 

さて、昨日の続きで今日は

明治期以降の着物をご紹介いたします。

 

 

 

 

江戸幕府が大政奉還して

明治維新が起こり文明開化が

進むと男性は洋装化が進みます。

 

 

 

 

そんな時も女性は第2次世界大戦まで

着物姿が一般的でした。

 

 

 

明治~大正時代 振袖

 

 

 

世間の西洋化で着物の柄も

洋花や異国の風景を化学染料で

染めた友禅染が高階層で流行します。

 

大正時代

 

 

明治時代 打掛

 

大正時代 振袖

 

 

 

そしてこの頃の柄は、大胆で

お召しになると見えない

下前までしっかり柄付けが

してあります。

 

大正~昭和  振袖

 

明治時代 振袖

 

 

 

また、日本の絹生産の機械化が

進み安価な絹糸が大量生産され

庶民の間で正絹着物が流行ります。

 

 

銘仙着物

 

 

その代表的な着物地が

「銘仙」(めいせん)です。

 

銘仙 羽織

 

 

銘仙は、平織の織物でそれに

華やかな流行模様を織り出した

ものが人気を博したのです。

 

 

 

 

 

庶民の普段着に前代未聞の

華やかなデザインを展開させ

モードにもデモクラシーが

訪れました。(きもの展、図録より)

 

 

 

振袖 いろいろ

 

 

 

明治初期までの着物の柄は

西洋の写実的な絵画に影響を

受けた画家たちがデザインしています。

 

 

訪問着・付下げいろいろ

 

 

ですので、写実的な花鳥画が

流行しました。

 

 

 

その後、日本的なデザインに帰る

復古的な柄行や西洋の美術運動の

アールヌボー調など色々な模様に

変化して行きました。

 

 

 

 

 

 

着物の柄行の流行は

正にその時代を色濃く

反映しています。

 

 

 

 

 

 

それ程、着物の柄行の変化は

人間の好奇心や自己表現の

表れだと思います。

 

 

 

 

で、明日は着物の現在を

私見も含めて書きます。

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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