男の角帯は丹田を締めて姿勢が良くなり、着物と帯の取り合わせ。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

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男の角帯は丹田を締めて姿勢が良くなり、着物と帯の取り合わせ。

ご紹介 2019年8月22日

Vol.923

 

本日は、男の角帯は丹田を締めて

姿勢が良くなり、着物と帯の取り合わせ。です。

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

着物を装い素敵になり、

ほめられて笑顔になる、

笑顔作りアドバイザーの

山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

機会ある毎に、着物を装って

出掛けています。

 

 

先月の広島での講演会も

帰りが夜行バスにも拘らず

着物で参上しました。

その時の記事はこちら

 

 

 

女性が着物をお召になる

メリットとして帯を

締める事で腰を守る事が

挙げられます。

 

 

 

腰痛防止や腰を冷やさない。

着物をお召になれば

必然的にそうなります。

 

 

 

それでは、水前寺清子さんの様な

男の着物の着方はどうでしょうか?

 

 

 

男の着物の帯、角帯はへそ下3寸の

「丹田」という所に帯を締めます。

 

 

ウエストに締めたのでは、

苦しいですし、それより上では

「バカボンのパパ」状態となります。

 

 

この「丹田」とは、東洋医学で

重要視されている身体の部位で

「気」を充実させる所と

考えられています。

 

 

 

そのため、ここに刺激を

与えると健康にもなり

「腰がすわる」と言われています。

 

 

 

この丹田の位置に角帯を

締めるため、おのずと

背筋が伸び、姿勢が良くなります。

 

 

姿勢が良くなると、

肩も凝りにくく、

身体全体のバランスが

整う事でしょう。

 

 

 

そして、その角帯にも

色々な色柄があります。

 

 

今回は、5月中旬より10月初頭まで

お召いただける、透かしちりめんの

白生地に人間国宝・故「南部芳松」さんが

彫った伊勢型を京都の染処「古今」で

染めた伊勢型小紋に色々な角帯を

合わせてみました。

 

 

 

 

なお、この伊勢型小紋は

「貝に海老」の柄を4度、

重ね染した品物です。

 

 

海老のひげや足が貝と

細い細い線で繋がっていますが

これも型紙で表しています。

正に、名人芸と言わざるを得ません。

 

 

7月、8月と締められる

「羅」(ら)織の帯

涼しそうな感じ。

 

 

こちらも「羅」の帯

茶色なので9月に近い

今時分が最適と思います。

 

 

 

トンボの柄ですので、

9月から締めれ貰えますが

着物も帯も小さい柄ですねで

ごちゃついた感じになります。

 

 

博多織のオーソドックスな柄粋で、

地色がグレーで「粋」な感じ。

 

 

 

こちらも博多織ですが、

初めてお求めになる様な

紺色地で、この着物には

一番合わせて欲しくない合わせ方。

 

 

 

このように、男物も

着物と帯の取り合わせで

随分印象が違います。

 

 

 

この秋は、丹田を締めて

姿勢を良くするためにも

着物をお召になって

くださいませ。

 

 

 

本日も、お読みいただきありがとうございます。

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