絞りゆかた、技法の違う色々をご紹介。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

呉服のいちこし

0564-22-3259

ブログ

絞りゆかた、技法の違う色々をご紹介。

ご紹介 2019年7月22日

Vol.892

 

本日は、絞りゆかた、

技法の違う色々をご紹介。です。

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

着物を装い素敵になり、

ほめられて笑顔になる、

笑顔作りアドバイザーの

山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

絞りは絞りでも色々な

絞り方があり、その絞り方と

色遣いで印象が違います。

 

 

こちらは、一般的な疋田絞り(ひったしぼり)

生地の端から端まで規則正しく

一粒一粒、手で丁寧に絞ってゆきます。

 

 

単純な絞りゆえに

その気の遠くなる様な作業を

ミスなく仕上げなければ

きれいな疋田絞りには

なりません。

 

 

この疋田絞り浴衣は、

地色が一般的な空色では無く

緑色がかった空色

ターコウズっぽい色出しを

しています。

 

 

色でモダンさを表現しています。

 

 

帯にもよりますが、

ハキハキ自己主張する

ボーイシュな方にお似合いかと!

 

 

 

こちらも、疋田絞りですが

全体に紗綾型(さやがた)の

模様を1つの粒が大きい絞りで

表現しています。

 

 

この様に2色で大粒の疋田絞り

ですと、その一粒一粒が丁寧に

規則正しく、粒の大きさも揃えて

絞っている事が良く分かります。

 

 

少し大柄で上品な奥様が

お召しになるとよろしいかと!

 

 

最後は、ここ数年で大変な脚光を

浴びている雪花絞り(せっかしぼり)の

ゆかたです。

 

 

雪花絞りは、染め上がると

雪の結晶のような紋様が

浮かび上がることから

その名がつきました。

 

 

13メートルの白生地を4っか6っの

蛇腹に折りますがやり直しが効かず

慣れた手先で慎重に折らないと

染めた際の雪花柄が大きく

歪んでしまいます。

 

 

折り込んだ三角形の染める箇所

(頂点・底辺)や染色の深さ、

時間によって唯一無二の

雪花模様となります。

 

 

当店の雪花絞りゆかたは、

地元の有松で製作された物で

経済産業大臣指定「伝統的工芸品」を

受けた品物です。

 

 

 

こちらも帯にもよりますが

きれいな若奥様にお勧めしたい!

 

 

絞りと言っても技法と色遣いで

千差万別、お好みやお似合いになる

絞りゆかたを見付けてくださいませ。

 

 

 

本日も、お読みいただきありがとうございます。

記事一覧に戻る

先頭へ

Copyright (C) ICHIKOSHI All Rights Reserved.