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7月、夏着物と夏帯のコディネート。

ご紹介 2019年7月4日

Vol.874

 

本日は、7月、夏着物と夏帯のコディネート。です。

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

着物を装い素敵になり、

ほめられて笑顔になる、

笑顔作りアドバイザーの

山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

7月になり本格的な夏のはずですが

雨が降り愚図ついた天候が続きます。

 

 

また、九州南部の豪雨で被害に

あわれた方や避難をされている皆様に

心よりお見舞い申し上げます。

 

 

さて、7月8月にお召しいただく

着物や帯は、透け感のある

生地を使用した夏物になります。

 

 

そこで、今年当店一押しの

透かしちりめん生地を使用した

伊勢型染小紋(伊勢型小紋の記事はこちらを)

帯合わせをしてみました。

 

 

着物は「乱菊」と名付けられた

伊勢型染小紋、

最初に人間国宝「北村武資」(きたむらたけし)先生の

「上品羅」(じょうほんら)を合わせました。

 

羅織では、今までには無い立体的な

織り方で菱を織り出しています。

真っ白で無く薄くブルーがかっていて

どなたがご覧になっても上品な

取り合わせと感じていただけます。

 

 

 

お腹の柄も一緒ですのでどこが

出ても良い様になっています。

 

 

着物に紋を付けなくてもどこに

お召しいただいても良く

小物の使い方次第でフォーマルから

カジュアルまでお召しいただけます。

 

 

 

 

こちらの帯は、織りで「トンボ」を

織り出した名古屋帯です。

 

 

「トンボ」は、素早く飛び回り害虫を捕食し、

また前にしか進まず退かないところから

「勝ち虫」と呼ばれ、武士に喜ばれた。

 

 

こちらも帯〆、帯揚を替える事で

お茶会やパーティー、レセプション、

お食事会などにお召しいいただけます。

 

 

少し個性的な方の方が

お似合いになる事でしょう。

お腹の柄は、「トンボの羽根」で

まるで天女の衣の様な繊細さを

織りで表現しています。

 

 

 

 

 

最後は、お太鼓部分を無地染にして

純度99.9%の純金の線を間隔を変えて

波模様にした名古屋帯です。

 

こちらは、お客様として伺うお茶会や

お買い物や女子会などカジュアルに

お召しいただけます。

 

 

お腹の柄もお太鼓と同じように

染めてあります。

 

 

「トンボ」の名古屋帯もですが

この様なポイント柄の時は

お太鼓は柄を少し上に出して

お腹の柄は、真中で無く

左右どちらかに少しずらす

着姿がきれいになります。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

今回偶然にも白地の帯ばかりと

なりましたが、見た目を涼しく

感じていただくには、この着物には

白地が最適と思われます。

 

 

着物と帯合わせの参考になれば

幸いです。

 

 

 

本日も、お読みいただきありがとうございます。

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