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お単衣や夏の着物に居敷き当てを現代風に付けます。

ご紹介 2019年6月21日

Vol.861

 

本日は、お単衣や夏の着物に

居敷き当てを現代風に付けます。です。

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

着物を装い素敵になり、

ほめられて笑顔になる、

笑顔作りアドバイザーの

山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

袷の着物をお召しになる時は

気にならない後姿。

 

 

お単衣物や夏物の着物ですと

裏地が付いていない分、

下着の線が響く事や透ける事が

気になります。

 

 

そんなお単衣物や夏物着物には、

居敷き当てを付ける事にしています。

 

昔の付け方                        現代の付け方

 

 

居敷き当ても時代とともに

変化をしていて、二昔前位は

補強が主な目的でした。

 

 

何と言ってもお尻の部分に

一番、圧力が掛り裏地が付いていない

お単衣物や夏物は、要注意です。

 

 

その為、お尻の力が掛る部分だけに

居敷き当てを付けていました。

 

こうすると、居敷き当ての線が

響いて余り格好の良いものでは

ありません。

 

 

そこで、この頃では

腰位の高さから後身頃

2幅分を覆う様に付けて

補強と透けるのを防いでいます。

 

 

また、素材も2~3年前までは

お単衣物でも夏物でも袷の着物に

付ける胴裏(裏地)を使っていましたが、

この頃は夏物には、夏生地を使用した

居敷き当てを使っています。

 

 

これが、事の他好評で

響きにくく風が抜けるので

熱がこもり難く快適です。

と奥も申しておりました。

 

 

この様に、呉服業界も日々

お客様にいかに快適に

喜んで着物をお召しいただくかに

腐心しております。

 

 

夏物の着物を誂えられる時には

ぜひお試しをしてくださいませ。

 

 

追伸

着物をお召しの時に

柔らかいソファーなどは、

気を付けてくださいませ。

 

少し、お尻辺りに少し余裕を

持たせてからお座りいただくと

安心です。

 

 

 

本日も、お読みいただきありがとうございます。

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