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当店相談役・奥の大島紬と桶絞り染帯のコーディネート。

ご紹介 2019年4月26日

vol.805

 

本日は、当店相談役・奥の

大島紬と桶絞り染帯のコーディネート。です。

 

今日ご紹介は、大島紬に桶絞り染の

名古屋帯の組みお合わせです。

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

着物を装い素敵になり、

ほめられて笑顔になる、

笑顔作りアドバイザーの

山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

この本場大島紬は、我が家に

お嫁入りする時に持った来た、

30数年前の着物です。

 

 

柄としては当時の柄ゆきですが

今着用しても何ら、不都合は

ありません。

 

 

その間に奥の身体的成長と

年齢的成長に合わせて、

寸法を変えたり、八掛(裏地)を

替えて今に至ります。

 

 

帯は、桶(おけ)絞り染と言う技法で

染められた名古屋帯です。

 

そもそも布に模様を染める為に

先人は色々な工夫をしましたが

絞り染は、その最も原始的な

方法です。

桶絞り染は、染色する部分の布を

ひだを取りながら桶のふちに

ピンで留めて外に出します。

 

 

染めたくないその他の布は、

桶の中に入れ密封します。

 

その桶ごと、染料に入れて

外に出た部分だけ染ます。

 

 

それを順次繰り返しながら

色数だけ染めてゆきます。

 

 

桶に入れて防染する事が

他の絞り染とは、違う所です。

この桶絞り染、名古屋帯は

うちの母が締めていた物を

譲り受けて30年以上は経っています。

 

帯は、寸法が決まっていますので

標準体型でしたら、そのまま締めて

いただけます。

 

マツコデラックスさんですと

色々工夫しなければ・・・。

 

 

着物・帯とも30年以上前の物を

今着用しても、何の遜色もありません。

締めると左右が違う柄になる

帯〆と片方だけ絞りのある

帯揚げをして、おしゃれに

装ってみました。

 

 

ま、昨日のコーディネートよりも

若干、普段着っぽくなりますので

地元でのお買い物やカフェでの

お茶とか友達との待ち合わせなど

気軽にお召しいただけます。

 

 

この様に30年以上前の着物や

譲られた帯などを活用されたい

お方様は、お気軽にご相談

下さいませ。

 

 

本日も、お読みいただきありがとうございました。

 

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