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今日から72候では「橘始黄」吉祥文様の橘柄と付下げ着尺のご紹介です。

ご紹介 2021年12月2日

Vol.1754

 

 

 

本日は、「今日から72候では「橘始黄」

吉祥文様の橘柄と付下げ着尺のご紹介です。」です。

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」を応援!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

今日12月2日より24節季「小雪」の

末候、72候の「橘始黄」(たちばなはじめてきばむ)

橘の実が黄色く色づく時季。

 

 

 

 

ここで使われている橘は

日本に自生す日本固有の

ヤマトタチバナの事。

 

 

日本に古くから自生していた

柑橘類で、その葉は枯れる

ことのない常緑樹。

 

 

 

冬でも青々と葉を茂らせる

ことから、「永遠」を喩える

象徴として大切にされてきました。

 

 

 

 

「古事記」には、不老不死の

理想郷の「常世の国」(とこよのくに)

に自生する植物と記されています。

 

 

 

 

長寿を招き、元気な子を授かる

と信じられていました。

 

 

 

文様化されるのは、平安時代

不思議な力を持つ常世の国で

育つ橘は、つぼみと花、果実

が同時になる植物とされています。

 

 

写実的                   意匠化

 

 

文様にも花と果実が一緒に

描かれる事が一般的で、写実的な

ものより意匠化された文様が

多い様です。

 

 

お借りしました。

 

 

江戸時代には、熨斗(のし)

鶴菱(つるびし)などの

吉祥模様と橘を合わせた

小袖が人気を呼びました。

 

 

 

 

 

吉祥模様と子を授かる意から

婚礼衣装や掛け袱紗(かけふくさ)

などに意匠化された橘が

用いられます。

 

 

 

冬の植物ですが、意匠化された

橘は、通年お召しになれます。

 

 

 

 

また、新年のご挨拶や新年会、初釜

などにお召しになればより相応しい

柄行となります。

 

 

 

 

当店の付下げにも橘柄の品物が

ありました。ブルーグレー地に

橘柄が地上より風船のように

浮いて見える楽しい柄付け。

 

 

 

ご興味のあるお方様は

電話0564‐22‐3259

メールkimono@ichikoshi.com

までご連絡お待ちしています。

 

 

 

今なら、ギリギリ新年に

間に合う様にお仕立いたします。

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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