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今日5月26日より72候では「紅花栄」紅花で染める紅花紬には独特の風合いが。

ご紹介 2021年5月26日

新田H.P.より

 

 

Vol.1568

 

 

本日は、「今日5月26日より72候では「紅花栄」

紅花で染める紅花紬には独特の風合いが。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」最適品を

お勧めいたします!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

今日5月26日より72候では

「紅花栄」(べにばなさかう)

紅花が盛んに咲き始める時季。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

エチオピアが原産と言われる

紅花、日本には5世紀ころに

中国から伝来した様です。

 

 

 

 

 

平安時代は、千葉県でその後

江戸時代には、山形県最上地方で

盛んに栽培されました。

 

 

 

 

本来紅花は、6∼7月にかけて

花を咲かせ、先始めは鮮やかな

黄色、成長する事で赤みが増します。

 

 

お借りしました。

 

 

 

茎は、1m程に伸びキク科ですが

トゲがあるので、早朝の朝つゆを

含んで柔らかい時に花びらだけを

丁寧に積んでゆきます。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

摘んだ花を発酵、乾燥させて

作る「紅餅」は、大変高価で

米の100倍、金の10倍だったのです。

 

 

 

 

 

「紅餅」から作る口紅も大変

高価で京や江戸の都の高貴な

富裕層しか使用できませんでした。

 

お借りしました。

 

 

花摘みしている娘には手が

届かず、トゲに刺されて出た

血液をそっと口に付け、口紅の

代わりにしたと聞きました。

 

 

 

 

そんな高価な「紅餅」から

染料も取れて、それで染めた

ものが「紅花染」。

 

 

お借りしました。

 

 

「紅花染」と言えば、新田家

上杉鷹山の勧めで武士から

機屋になった新田家。

 

 

 

 

3代目・秀次が紅花染の研究に

打ち込み4代目・秀行は、染・織の

一貫生産化を進めました。

 

 

お借りしました。

 

 

そして、5代目・源太郎は先々代

よりの精神を受け継ぎ、物創りに

励んでいます。(敬称略)

 

 

 

 

 

紅花染が一番美しく染まるのが

真冬の寒い時季、冷水で色素を

揉み出し染めてゆきます。

 

 

 

新田H.P.より

 

 

 

その後、冷琉水で余分な染料を

落とし糸を寝かせるのです。

 

 

 

それを2∼3年繰り返しやっと

出来た糸で織られたものが

「紅花紬」。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

そんな厳しい工程を経て

素晴らしい「紅花紬」が

生まれるのです。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

「紅花紬」には、独特の色使いと

触れると温かみがあり、何故か

ホッと心が安らぐのを感じます。

 

 

 

 

それは、品物が完成するまでに

真摯に仕事に向き合っている

幾人もの人の息遣いを感じる

為なのかもしれません。

 

 

 

 

そんな「紅花紬」ご覧になりたい

お方様は、電話0564‐22‐3259

メールkimono@ichikosまで

ご連絡をお願いいたします。

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

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