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ブログ

和装の普及を改めて感じた日。

ブログ 2020年11月23日

Vol.1383

 

本日は、「和装の普及を改めて感じた日。」    

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

貴女とお場所に合った最適和装をご提案!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

   

 

ご訪問ありがとうございます。  

 

 

 

今日11月23日は、「勤労感謝」の日で

「新嘗祭」(にいなめさい)が行われます。

 

 

 

 

新嘗祭は、天皇がその年に収穫された

新穀などを天神地祇(てんじんちぎ)に

供えて感謝の奉告をし、これらを神からの

賜りものとして自らも食する儀式だそうです。

 

 

 

そして、「い(1)い(1)ふ(2)み(3)」の

語呂合せで「いいふみの日」を郵政省

(現在の日本郵政)が制定したそうです。

 

 

 

1979年に定めたもので

「手紙の楽しさ、手紙を受け取るうれしさ」

を通じ、文学文化を継承する一助と

なるようにとの趣旨のものの様です。

 

 

 

 

でも今では、手紙を書く事、いや

文字を書く事が極端に減っています。

 

 

 

 

パソコンやスマホは、一人に

一台の時代、メモもメモ用紙で

はなくスマホに書きます。

 

 

お借りしました。

 

 

 

この様な現象は、アップルのiPhoneが

発売された2007年よりで2010年以降、

爆発的に普及しました。

 

 

 

 

 

そして、爆発的に普及した物に女性の

「ズロース」(パンツ)があります。

 

 

お借りしました。

 

 

 

これは、1932年12月16日に

東京日本橋の一流デパート

7階建ての「白木屋」の火災が

原因と言われています。

 

 

 

お借りしました。

 

 

「当時の女性は着物で下着を

着けておらず、地上に下りるのを

恥ずかしがって墜落死した。

 

 

女性が下着を着けるようになった

のはそれからのことだ」。

 

 

当時は女性用のパンツを

ズロースと総称していたが、

白木屋火事はそのズロースの

普及と直結して記憶され、

服飾史の本などにも記されている。

以上、文春オンラインより

 

 

 

この一件で、ズロースが普及

下着の線が出る事を「不粋」と

されていた風潮から洋装化が

進んだと思われます。

 

 

お借りしました。

 

 

ですので、高層ビルの火災が

着物をお召しになる方を

減少させたと言えるのです。

 

 

 

 

 

 

ま、この流れには逆らえませんが

それでも和装の普及に真摯に

向き合い、努力して行く事には

変わりありません。

 

 

 

 

 

そんな事を思った勤労感謝の日で

新嘗祭でいいふみの日です。

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

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