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今週の江戸しぐさ「亀の甲より年の功」和装業界も年長者の経験で良い物が出来ます。

ご紹介 2020年11月11日

Vol.1370

 

 

本日は、「今週の江戸しぐさ「亀の甲より年の功」

和装業界も年長者の経験で良い物が出来ます。」          

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

貴女とお場所に合った最適和装をご提案!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

 

ご訪問ありがとうございます。  

 

 

着物手帳、今週の江戸しぐさは

「亀の甲より年の功」。

 

 

年長者の知恵を何より貴重だと

考える。年長者の意見を聞いて

解決すると「亀の甲より年の功」

と言って年長者への尊敬の意味を

表わした。とあります。

 

お借りしました。

 

 

 

この「功」は、「劫」とも

書き、「劫」とはきわめて長い

時間の事で「長年かけて積んで

きた経験は貴重であり、価値が

あるということ」です。

 

 

 

「経験」

 

 

つまり、経験値がものをいい

それに価値があると言う事。

 

 

 

そう、和装業界でも長年の経験が

蓄積されて一つの品物が誕生します。

 

 

 

 

 

例えば伊勢型小紋、型紙を

白生地の上に置いて糊を

付けていきます。

 

 

 

 

その型紙の細かさなどで糊の

粘度を調節します。

 

 

 

 

 

糊が柔らかければ、型紙の

細かな所まで難なく糊付け

出来ます。

 

 

が、柔らかすぎると型を超えて

糊がにじんで防染の役目を

果しません。

 

 

 

また、逆に硬いと細かな所まで

糊づ付けできずに柄が出来ません。

 

 

 

こうゆう事が、どこの職先でも

行われていて一つの品物が

出来上がるのです。

 

 

 

 

 

また、出来上がってからの

批評や反省は出来ますが

創る過程で変更は難しく。

 

 

 

ですので、経験豊富な年長者の

意見を伺いより良い物を

創り出しています。

 

 

 

そう、問題が起きる前にも

問題が起きた後にも年長者の

豊富な経験を伺うのです。

 

 

 

 

それこそ「亀の甲より年の功」です。

 

 

 

でも、でもたまに

「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」

事もある様です。

 

 

 

ま、いずれにして和装の物創りの

現場は、いつもより良い物を創る

事に真摯に取り組んでいます。

 

 

 

 

 

ですので、和服は世界に類を

観ない「芸術品」を装う事が

出来るのです。

 

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。  

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