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繭から製糸、手織まで純日本製の帯と3通りの取り合わせご紹介。

ご紹介 2019年5月19日

vol.828

 

本日は、繭から製糸、手織まで純日本製の帯と

3通りの取り合わせご紹介。です。

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

着物を装い素敵になり、

ほめられて笑顔になる、

笑顔作りアドバイザーの

山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

米中の貿易戦争で日本経済も

トバッチリを被り、株価にも

影響が出ています。

 

精神衛生上、良くありませんので

早く終息する事を祈るばかりです。

 

 

貿易と言えばシルクもほとんど

輸入に頼っています。

 

 

中国は、もちろんベトナムや

ブラジルからも入って来ています。

 

 

輸入した繭や糸を日本で

織り上げた製品には

このマークを付けています。

繭から製品になるまで一貫して

日本製はこのマーク。

このマークを付けられる製品は

全体の1%と言われています。

 

 

そんな純日本製の袋帯をご紹介します。

 

 

桝屋高尾(ますやたかお)謹製の

渡来錦(とらいにしき)と名付けられた

西陣で手織された製品です。

 

 

どれ程の細い糸を使えばこんなに薄く

出来るのかと思う程、カサが低く軽く

仕上がっています。

 

 

では、この帯がどんな着物に合うか

試してみました。

 

 

1点目は、木村勝美先生作「霞」と

名付けられた訪問着。

 

本薪蝋染(ほんまきろうぞめ)と言う

先生独特の染色方法で「霞」を

表現している穏やかな着物です。

 

 

はんなりとした雰囲気を醸し出す

優しい取り合わせで、そこはかとなく

品の良さを感じます。

 

 

 

2点目は、小椋淳史(あつし)先生の

辻が花染の訪問着。

 

辻が花は、現存する花で無く幻の花です。

辻が花染も江戸時代に発達して

その後、一時期途絶えた技法ですが

小椋先生のお父様、建亮(けんすけ)氏に

よって甦った染色方法です。

 

 

 

関東好みの取り合わせで

レセプションやパーティーなど

華やかなお場所にお召しになると

映える(ばえる)事、間違いありません。

 

 

 

3点目は西山工房の無線友禅と言う、

糸目の無い友禅で地染をした上に

筆などで文様を描きます。

地色と柄、柄と柄の境が

ぼかしとなる染方です。

 

 

着物の強い主張を和らげる中にも

帯の存在感も出せる取り合わせ。

少し個性的な方がお似合いに

なると思います。

 

 

 

着物と帯の取り合わせで

こんなにも印象が変わりますし

お召しになる方によっても

お召しになるお場所でも

変わります。

 

 

 

取り合わせや、お召しになる着物で

お困りのお方様は、お気軽に

お問い合わせくださいませ。

電話0564-22-3259

 

 

 

本日も、お読みいただきありがとうございます。

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