袋帯や名古屋帯の寸法とその変遷や別誂えなどなど
お仕立て 2026年8月25日

Vol.3474
本日は、『袋帯や名古屋帯の寸法と
その変遷や別誂えなどなど<m(__)m>』です。
岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます.
和装の中で袋帯・名古屋帯ともに、
出来上がりの寸法が、極端な体型の
お方以外は、ほぼ決まっています。
まず、袋帯の長さは、1丈1尺5寸
(約4m30㎝)と決まっていて
帯巾は8寸2分(約31㎝)です。
袋帯の長さは、以前と同じですが
帯巾は、8寸だったのが2分広く
なりました。
これは、背中やヒップの大きな人が
8寸の帯巾の帯を締めると背中とヒップ
の大きさが目立ってしまう。
ですので、僅か2分ですがされど
2分の帯巾を広くしてそう見えない
様にしたのです。
これ、名古屋帯が顕著でお仕立て前
の染め名古屋帯の長さは、1丈3尺以上
あり帯巾は9寸です。
これを標準寸法にお仕立てすると
長さは、9尺7寸(約3m63㎝)で
帯巾は、8寸2分とします。
この帯巾、以前でしたら8寸の
出来上がりとしていましたが
今では、袋帯に準じて8寸2分とします。
勿論、体格が標準以上のお方には
全長を長くして仕立て上げます。
これ、織り名古屋帯では、難しい
場合があり、えてして織物は余分
に織られていない事が多いのです。
もう30年ほど前に「たつむら」の
織名古屋帯をお求めいただいた
お客様より全長が、足らない、と。
当時、たつむら織物でも全長を長く
織る事をしていなく、ギリギリの
寸法で織られていました。
そこで、以前の織り上がり寸法では
短い事を説明して、今後は長く織って
貰うようにしたことが、ありました。
また、名古屋帯では、お太鼓の柄と
腹の柄の間隔は、2尺5寸(約95㎝)
と決まっています。
ですが、爪掻き本つづれ名古屋帯
をお求めいただいたお客様は、胴
回りが標準より広いので柄が出難い、と。
幸い、爪掻き本つづれ名古屋帯は
別誂えが、出来るのでお太鼓と腹
の柄の間隔を広げて織り上げました。
また、着付けに自信のないお方には
お太鼓の形を作り胴部分と分ける
「文化帯」仕立てもございます。
本日もお読みいただき 誠に
ありがとうございました。
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