当店では、お客様に嘘偽りのなく「正直」に接しています。
ブログ 2025年12月7日

Vol.3216
本日は、『当店では、お客様に嘘偽りのなく
「正直」に接しています。』です。
岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日12月7日より24節気「大雪」で
72候では、「閉塞成冬」(そらさむく
ふゆとなる)天地の気がふさがって冬
となる時季、と。

画像は、お借りしました。
日本の百貨店の2大潮流のひとつは
呉服店系でもうひとつは電鉄系と
なったいます。

画像は、お借りしました。
電鉄系は、阪急・阪神・近鉄・京阪
西鉄・名鉄・東武・京王・東急・
小田急・京急・西部などが、ありました。

画像は、お借りしました。
また、呉服店系では高島屋・三越・
大丸・松坂屋・白木屋・松屋などが
あります。

画像は、お借りしました。
天保2(1831)年、高島屋の創業者
飯田新七は、京都で古着木綿商を
始めます。
その時の店則を「品物の良し悪しは
明らかにこれを顧客に告げ、1点の
虚偽あるべじゃらず」と定めました。
商売とは、誠実一路であるべきと
生涯をかけて切り開いた道が、
現在に続いています。

画像は、お借りしました。
また、天和3(1683)年三井越後屋(現在の三越)
の創業者、三井高利は「店前現金無掛値」
(たなさきげんきんかけねなし)と正札
販売を掲げます。
さらに「この品御衣に入り申さず候はば、
いつでもお戻し遊ばざるべく候。代銀返上
士る可く候」と宣言します。
そう、無条件返品保証の引き札を
江戸中に配って約束したのです。
一人のお客様のために、商人として
の責任を負いとおす商売が、今日に
続く老舗ののれんを育んだのですね。

画像は、お借りしました。
と、倉本長治の商人学を解説した
「店は客のためにあり、店員ととも
に栄え、店主とともに滅びる」に
記載されています。
私も、お客様には「正直」に接客を
モットーとしていて、それを日々
実践しています。
ある時、お取り引き先の係員さんが
私の接客に驚いた、と追われました。
と言うのも、お客様が気に入られた
品物を、私が言った言葉が「商売です
からお求めになられても良いですよ」と。
続けて「でも、私はお勧めしません」と
ハッキリと言った事を係員さんは、
ビックリされたのです。
間違っているかも知れませんが、
その時に私が正しいと思った事を
正直にお伝えするのが、私の流儀。
そんな事も思い出して、一日1頁
を読んでいます<m(__)m>
本日もお読みいただき誠に
ありがとうございました。
追伸・和服で、お困りのこと
なら何でもご相談、承り必ず
最善のお応えをいたします。



