お客様より奥にプレゼントしていただける着物を選びました。
ブログ 2025年12月4日
Vol.3213
本日は、『お客様より奥にプレゼントして
いただける着物を選びました。』です。
岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
昨日の続きで奥にプレゼントして
いただける着物のひとつは、「更勝」
の高価訪問着でした。
で、もうひとつは、20年ほど前に
お客様にご紹介いただいた地元
で機織りをされている先生の作品。
堀部映子先生と仰られてご自宅に
織り機を2台設置されていて、
織り上げておられました。
作品は、出来上がるのですが
それを発表、販売する場所が
無いとの事でした。
そこで、当店で陳列し即売会を
開催する事になり、その時に
お求めいただいた着物でした。
黄土色地にランダムにクリーム色
の横段を織り上げた紬で中々、
しゃれた柄行です。
気軽に普段着として着用出来ますし
帯を替えればお出掛け着にもなる
着物です。
それがプレゼントしたいただける
着物の内の一枚なのですが、正直
「更勝」の訪問着の方が地値打ちが
あるのは、どなたが見られても納得でしょう。
で、私の一存で決める訳にもいかない
ので写真を撮り奥に送信して、どちら
がいただきたいか？を問い合わせ。
ものの、1分位で返事が送信され
黄色の横段をいただきたいとの
事でした。
そう、「更勝」の方が、高価なことは
分っていますが、いざ着用となった
時に着易いのは堀部先生の着物です。
そんな訳で、堀部先生の紬着物を
いただいて帰ってきましたが、この
着用するには、寸法直しが必要。
身巾は、良いとしても身丈と
裄丈を伸ばす事になるでしょう。
当ブログでも記事としていますが
袖丈と裄丈以外の2か所以上の寸法
直しは、洗い張りお仕立て替えが必須。
ですので、このいただいた着物も
その様な処置をしなければ着用
出来ません。
そんな、着物選びをした、奥なのでした(笑)
本日もお読みいただき誠に
ありがとうございました。
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