和服のお仕立て、寸法で気を付ける事とは?
お仕立て 2026年6月12日

画像は、お借りしました。
Vol.3400
本日は、『和服のお仕立て、寸法で
気を付ける事とは?』です。
岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
呉服屋は、基本的に着服生地をお求めい
ただいて、湯のしやパールトーン加工
などの後にお仕立て、となります。
ま、最近は、お仕立て後にパールトーン
加工をお勧めしているのは、裏地や縫い糸
まで加工が、施され安心感が増すため。
その事は、ひとまず置いておいて
お仕立て自体は、お客様よりご依頼
を受けての加工となります。
ただ、余程の事がない限りお仕立て
を承る事となるのは、今までの
経験上からの事となります。
着物は、基本的に直線断ちで直線
縫いですので、出来上がる形は
ほぼほぼ同じとなります。
ですので、基本的な寸法を押さえ
ておけば、採寸はそれほど難しい
事は、ありません。
父が、全盛期の昭和4~50年代頃
などは、初めてのお客様でも目視
と身長をお聞きするだけで寸法を
決めていました。
やはり、身丈は身長より割り出し
ますが、身巾は目視、裄丈などは
1尺6寸5分と決まっていたのです。
そして、私が呉服の勉強に行って
いた神戸のお店では、身長をお聞き
し、裄丈を採寸していました。
長襦袢などは、着物の寸法により
裄丈は、肩幅・袖幅で1分づつ控えて
袖丈は、着物寸法に2分足していました。
これは、裄丈を控えるのは長襦袢が
着物から出ない様にするためで、袖丈
を足すのも着物からでない様にするため。
で、衿幅は、ほとんど広衿として
いて、バチ衿でお仕立てえした事
は、記憶にないくらいです。
ですが、関西地方では、長襦袢の
襟は、基本的にバチ衿でお仕立て
する様なのです。
と言うのも、当店専属にお仕立て屋
さんが、高齢となり喪服のお仕立ては
辞退された時。
京都のお仕立て屋さんに夏・冬
喪服一式と長襦袢もお仕立てを
お願いしたのです。
約ひと月後、夏・冬喪服と長襦袢が
お仕立て上ってきて、ビックリした
のは、長襦袢がバチ衿だったのです。
当店としては、長襦袢は広衿と思い
こんでいたので、まさかバチ衿で
出来上がってくるとは、思いません。
早速、お仕立て屋さんに問い合わ
せたところ、関西では指定のない
限り長襦袢の衿は、バチ衿、と。
でも、私の神戸時代では、長襦袢は
広衿となっていたので、関西でも
所変われば品変わる、でしょうか?
ま、それは兎も角、最近では採寸も
身長・体重(女性には聞きづらい)
B・W・Hにモモ周りに裄丈と。
それに、個人のお好みなどご相談
して決めるようにしています。
着物の寸法は、一度決めると長襦袢や
コートなどの寸法も決まりますので
慎重に決める事となります。
当店は、他店でお買上された和服の
お仕立てのみでも、承りますので
お気軽に思うしけくださいませ。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
追伸・和服で、お困りのこと
なら何でもご相談、承り必ず
最善のお応えをいたします。



