月末の請求書に同封されていた染め加工料金、価格改定のお知らせです。
ブログ 2025年12月25日

画像は、お借りしました。
Vol.3234
本日は、『月末の請求書に同封されていた
染め加工料金、価格改定のお知らせです。』です。
岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今年も残すところあと一週間と
なり月末恒例の請求書と新年の
陳列会のご案内状がぞくぞくと届きます。
その中に主に帯のお仕立てを
お願いしている株式会社ケイアイ
さんが、あります。
以前は、地元で帯専門のお仕立て
をお願いしたいましたが、職人
さんが高齢となり止められたのです。
それからは、京都のケイアイさんに
お願いしているのですが、この業界
も人手不足と諸物価高騰で値上げのヤリ。
それは、仕事自体が減少している
状態で職人さんの高齢化と後継者
不足も影響しています。
で、そのケイアイさんも加工代の
価格改定のお便りが、請求書と共
に送られてきたのです。
そこには、原材料費の高騰に加え
染め加工の工場・職人の減少による
加工環境の変化が、著しい、と。
なので、従来の価格を維持する
ことが大変厳しい状況となって
ございます、との事。
そのため、誠に恐縮ですが、令和8年
1月よりお預かり分から「炊き染め・
引き染め」の加工代を改定します。
また、染めの行程には約3~4週間
ほどの時間をいただいています、と。
この、染め加工期間が、長くなる
理由は、1反2反で染め加工していたら
染め屋さんも採算が合わないのです。
ですので、反数がある程度集まって
から染め加工をするので期間を長く
設定しているのです。
この様に和装業界は、右肩下がり
でもも物価高騰の波をもろにかぶり
ながらも必死に伝統を守っています。
ぜひ、その辺りをお無味取りいただき
今後ともよろしくお願いいたします<m(__)m>
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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なら何でもご相談、承り必ず
最善のお応えをいたします。



