明後日からの「嵐山・京しぼり」展で奥が締めるしぼり染め名古屋帯に手描きをしてもらいました。
ご紹介 2025年10月17日

Vol.3165
本日は、『明後日からの「嵐山・京しぼり」展で
奥が締めるしぼり染め名古屋帯に手描きをしてもらいました。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
明後日から当店で開催する「幸
(みゆき)」工房「嵐山・京しぼり」展
で奥が締める名古屋帯が出来上がりました。
8月に工房見学に行き、その時に
気に入って購入した絞り染名古屋帯
でした。
なんの事はない、単調な柄の
連続ですが、柄の境界を全て
しぼりを施しています。
また、白場は真っ白にせず柳しぼり
で柄を付けているので奥行きが出た
手の込んだ絞り染名古屋帯。
染める前のしぼりを施した状態は
こんな感じになっていて、本当に
これで大丈夫か?と思うほど。
でも、無地染をしてしぼりを
解けば、この様なキレイな
模様が、表われるのです。
そして、富吉さんは、デザインや
技法、配色などを決めるだけでなく
顔料で手描きもされるのです。
で、奥の名古屋帯もお仕立て上り
からパールトーン加工を施してから
富吉さんにお太鼓裏に手描きをして
もらいました。
柄は、奥の生まれた月日の「華個紋」
を描いてもらう事にしました。
ちなみに 花個紋とは、四季折々の花を
「紋」にあらわした366日のバースデー
シンボルです。
4年に一度の閏年だけにある二月
二十九日もいれて一年366日、
それぞれにあります。
画像は、お借りしました。
で、奥の誕生月日は9月14日で
花個紋は、「立ち珠簾(たちすだれ)」
将来有望で大きな可能性を秘めた人、と。
そして、富吉さんが、お太鼓裏に
手描きされた「立ち珠簾」が
こちらです。
画像では、分かり難いですが
金色の濃淡でキレイに手描き
されています。
丁寧に「落款」まで押して
ありました(笑)
お太鼓裏なので、この様な場所と
なり締めている時には少ししか
見えないかも?です。
また、しぼり着尺をお求めいただた
時には、ご要望があれば八掛にも
手描きできます。
そんな、素晴らしい手技をお持ち
の富吉さんが、来店される陳列会
は、明後日19日より21日までの3日間。
ご興味のあるお方様は、ご連絡
いただいてからご来店、お願い
いたします<m(__)m>
本日もお読みいただき誠に
ありがとうございました。
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