今朝の中日新聞「衣服と靴の購入額・バブル期から半減」の記事から感じた事とは?
ブログ 2025年9月25日

Vol.3143
本日は、『今朝の中日新聞「衣服と靴の購入額・
バブル期から半減」の記事から感じた事とは?』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日の中日新聞、朝刊の経済面
には「衣服と靴の購入額・バブル
期から半減」との見出し。
何でも、衣服と履物の一人当たり
の全国平均購入額が、過去40年
でピークだったバブル期の約半減。
最高だった1991年の月額6,617円から
2024年には、50.0%減の3,336円
となった事が共同通信の分析で判明。
項目別では、「和服」が422円から
57円と86.5%減、「生地・糸類」が
213円から29円の86.4%減。
また、クリーニングや服の仕立て
などの「被覆関連サービス」も
527円から202円と61.1%減。
「子供服用シャツ・セーター」は
112円から50円と55.4%減で「子供用
下着類」も52.8%減だった、との事。
低価格の衣類の販売が多く衣服を
お手入れする人が減っている様です
し少子化で子供衣料関係も減少。
和服の減少が90%近くになっている
事は、うすうす感じていましたが、
実際に数字で表されるよ脅威です。
和服創りの現場では、どこも真摯に
物創りを行っています。
それが、以前からのもの創りを
かたくなに踏襲する所のあれば
現代に合わせているところあります。
それぞれ、消費者を想い生き残りを
かけて精一杯、努力を重ね製造して
いるのです。
儀式の簡素化や簡略化、少子化に
慣習が、変わったりと色々な要因
で今の数字となっています。
それでも和装業界では、頑張って
いる所を多数、見てきました。
それに応えるには、私達小売屋が
お客様に販売する事で、物創りの
現場も仕事を続けられます。
また、後加工の悉皆屋さんや
お仕立て屋さんも潤う事に
なります。
そんな事を改めて感じる事の
出来た、今朝の中日新聞の
記事でした。
本日もお読みいただき誠に
ありがとうございました。
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