丸紅株式会社さんの「友禅染の神髄」を観賞してきました。
ブログ 2025年9月23日

画像は、お借りしました。
Vol.3141
本日は、『丸紅株式会社さんの「友禅染の神髄」
を観賞してきました。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日9月23日は、「秋分の日」で
24節気では、文字通り「秋分」
が始まります。
この日は、昼と夜の長さがほぼ
等しくなるとされる秋の節目の
日で、本格的な秋を迎えます。
そんな日の前日、昨日私たちは
東京出張をしましたが、それこそ
それまでの暑さとは、無縁!
晴天でしたが、日差しも柔らかく
爽やかな秋の風に包まれて、気持ち
よく一日を過ごせました。
昨日の出張の目的のひとつは
丸紅株式会社さんが、友禅染め
のコレクションを公開されています。
丸紅さんは、江戸末期の1858年に
初代伊藤忠兵衛さんが創業、滋賀県
から近江麻布を持ち下り(全国各地を
行商する事)しました。
丸紅コレクションの染織品・染織
図案は。創業から今の京都丸紅(株)
に受け継がれています。
呉服太物を取り扱うビジネスに
大正末期から昭和初期にかけて
普遍的で新しい価値を生み出す
ために蒐集(しゅうしゅう)されたのです。
染織品のコレクションが、所蔵品と
して約400点、また「あかね会」と
言う染織図案研究会を開催。
画家・彫刻家・漆芸家・彫金家など
多様なジャンルの芸術家延べ70名のお
オリジナル図案は600点を越えました。
また、総合商社として初めて本格的
に美術品の輸入販売を行い西洋の古典
から印象派の絵画コレクションも充実。
正に丸紅ギャラリーは「古今東西
の美が共鳴する空間」と特徴され、
丸紅コレクションの今後にも期待します。
そして、エントランスには丸紅さん
創業からの歩みと加賀友禅の華麗な
「花嫁のれん」が陳列されていました。
「花嫁のれん」とは、石川県と富山県の
一部地域で見られる、婚礼に用いられる
特別な暖簾(のれん)のこと。
それは、息を呑むほど繊細で大胆
な構成で当時の嫁入りと染織品へ
の熱い思いが伝わって来ます。
そして、そこから本展のメイン
に入って行きますが、その記事
は明日の当ブログといたします。
本日もお読みいただき誠に
ありがとうございました。
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