別誂え「紅梅白梅」着物に合わせた「唐錦袋帯」のご紹介。
ご紹介 2025年9月10日

Vol.3128
本日は、『別誂え「紅梅白梅」着物に合わせた
「唐錦袋帯」のご紹介。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今年の祇園祭、山鉾巡行を見物し
その後、千切屋さんの羽衣千裳会
の参加いただいたお客様。

着物は、千切屋さんが村山刺繍
さんで別誂えした「白梅紅梅」の
八掛付き付下げをお求めいただきました。
八掛付きの反物だったので付下げ
と呼んでいますが、訪問着に匹敵
する程の格式を持った着物。
出来上がれば、肩から掛け衿にも
柄が渡り、それはもう「素晴らしい」
着物となりました。
で、問題なのはどんな袋帯を合わ
せるか?ですが、いわゆる龍村風
の金台のものは在り来たり、とお客様。
ここは、格式がありながら少し
今までのオーソドックスな袋帯
ではない物を、との事。

で、お盆明けの先月19日に京都
千切屋さんまで出向き袋帯の選品
をしたところ。
ありました!ありました!お客様
のご要望される今までにない物で
格式のある袋帯。

それが、盡政(じんせい)織物さん
の袋帯「唐錦袋帯」と呼ばれるものです。
この「唐錦袋帯」、約35年ほど前に
始めて拝見した時の感動を今でも
覚えています。
当時、新しい帯のお取り引き先
が出来、初めて会社に伺った時
店頭に陳列してあったのが「唐錦袋帯」。
それまでのお取り引き先では
見た事のない、上品な輝きと
格式高い柄行。
ひと目で気に入りましたが
その値段の高価さにも驚き
仕入をためらいました。
そして、そのお取り引き先とも
ご縁がなくなり、その後に出会
えた事が、なかった「唐錦袋帯」。

「唐錦」とは、地組織は錦地で、本金箔
を引き、柄には日本古来の能衣装に伝え
られる唐織の特色を生かし織物です。

そんな「唐錦袋帯・松菱重文」を
お勧めしたところお気に召されて
お求めいただきました。
この様にお客様のご要望をお聞き
して最善の品物をご用意します。
ご相談、お待ちしています。
本日もお読みいただき誠に
ありがとうございました。
追伸・和服で、お困りのこと
なら何でもご相談、承り必ず
最善のお応えをいたします。




 
    