大阪中之島美術館の鑑賞、感想です。
ブログ 2025年8月18日

画像は、お借りしました。
Vol.3105
本日は、『大阪中之島美術館の鑑賞、感想です。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日8月18日より24節気「立秋」
の末候、72候では「蒙霧升降」
(ふかききりまと)深い霧が
立ち込める頃、と。
画像は、お借りしました。
この時期の早朝、水辺や森では、
視界が遮られるほどの霧が立ち
込め、幻想的な風景が見らる様です。
朝夕は少しずつ涼しくなり、
ひんやりとした空気が、漂い
始めますが、昨今は違いますね。
早朝より気温が高く、エアコン
のお世話にならないと熱中症に
なってしまいそうです。
そんな暑かった昨日は、大阪中之島
美術館にうかがい、伊藤若冲と円山
応挙のコラボ作品を観賞しました。
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「日本美術の鉱脈展・未来の国宝を探せ!」
と題される訳は、まだ世に知られていない
埋もれている日本美術の紹介でもあります。
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そこには、伝岩佐又兵衛の極彩色
の武士vs妖怪の「妖怪退治図屏風」
や長谷川巳龍の最も下手な「洛中洛外図」。
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そして今展のために制作された
指で押して形が生まれる西尾
康之の「アルファ・オメガ」や。
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縄文から発想したドレス、岡崎
龍之佑の金属で制作されている
「JOMONJOMON」などなど。
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そして私が、最も興味を持った
作品のひとつに日本みやげが
外国から里帰りした佐々木治郎吉の
水彩画「提灯屋の店先」。
明治時代の提灯屋の店先に
老職人と娘と幼子が細密な
描写と陰影で表現されています。
外国人相手の売り絵で訪日の
お土産として描いた絵のだった
ようです。
でも、やはり一番は、若冲と
応挙の合作新発見の「竹鶏図
屏風」と「梅鯉図屏風」でした。
ご興味のあるお方様は、今月
末までの開催ですので、お早目に
お出掛けくださいませ。
本日もお読みいただき誠に
ありがとうございました。
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