縫い取りお召着物の洗い張り後ヤケなどがあり着物にお仕立て替え出来ない場合の対処法とは?
きものクリニック 2025年6月24日

Vol.3054
本日は、『縫い取りお召着物の洗い張り後
ヤケなどがあり着物にお仕立て替え
出来ない場合の対処法とは?』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
岡山県のお客様よりご依頼いた
だいた縫い取りお召着物の洗い
張りとお仕立て替えの件。
洗い張り後の分った、お客様の
着物寸法に身丈や裄丈が出来ない
事実。
身丈は、端布を過ぎ足せば伸び
ますが、裄丈は同じ生地でないと
いけませんが、端布が出ません。
それならば、道中着にすれば
端布が出て、縫い取りお召を
有効活用できる。
と思って、仕立屋さんに相談
した所、寸法的にはお仕立て
替えする事は、可能でした。
ですが、もう2∼3回ほどお仕立て
替えをされていて、衿などが
三ツ割となっている、との事。
ま、繋ぎ合わせれば道中着には
なりますが、「ヤケ」が思った
より、酷くこのままでは着用不可、と。
それでは、この縫い取りお召を
活用する方法として何があるか?
それは、名古屋帯にお仕立て替え
する事は、可能なのです。
それも、良い所取りをしてお太鼓
や腹にヤケた所を出さない様に
出来そうなのです。
良い所取りですので、帯を締めて
見えない場所を繋ぎ合わせる事に
なりそうですが。
それでも一枚の着物を無駄にせず
再活用できることが、重要です。
そして、それをお客様にお伝え
した所、お気に入りの和服だった
ので、帯に再生できるなら嬉しい、と。
この様に着物にお仕立て替え
出来なければ道中着や名古屋帯
などに再生できる可能性があります。
お気に入りの着物やそうでなく
ても廃棄する事はいつでも出来
ますので一度、ご相談承ります。
電話0564‐22‐3259
メールkimono@ichikoshi.com
公式ラインID @sgx0347xまで
ご連絡お待ちしています。
勿論、ご相談だけでも承りますし
ご相談料も掛かりませんので
お気軽にどうぞ<m(__)m>
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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なら何でもご相談、承り必ず
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