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お単衣や夏の着物には、欠かせない居敷当てのご紹介。

ご紹介 2023年7月9日

画像は、お借りしました。

 

Vol.2339

   

 

本日は、『お単衣や夏の着物には、

欠かせない居敷当てのご紹介。』です。

   

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。    

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

今日は、7月も9日のなり和装

では、透ける薄物の着物と

透ける絽や紗の帯を締める

完全な盛夏用となります。

 

 

 

まあ、帯は袷用も盛夏用も

お仕立てや締め方に変わり

は、殆どありません。

 

 

 

が、着物は裏地の付く袷と

裏地の付かないお単衣や

盛夏用では、仕様が異なります。

 

 

 

一番は、裏地の付かない事で

背縫いの強度が随分、違い特

にお尻部分が心配となります。

 

 

立っているだけでしたら何も

ありませんが、草履を脱いで

揃える時にしゃがみます。

 

 

 

また、正坐をしたり、椅子に

腰かける時が、心配となります。

 

 

 

と言うのも、その様な体制の

時にお尻に力が掛り背縫いが

弾けたり、裂けたりする事も。

 

 

それを予防する為に、背縫いに

「背伏」(せぶせ)を被せたり

居敷当を付けたりします。

 

 

背伏や居敷当は、以前より

付けていましたが、20数年前

より居敷当の素材や付け方が

変わってきました。

 

画像は、お借りしました。

 

 

以前では、着物の余り布を

使い、お尻の部分のみに

四角く付けていました。

 

 

 

でも、これですと如何にも

居敷当てを付けていますよ!

となり、不格好です。

 

 

 

 

そこで、近年では、後ろ見頃

二巾を腰より裾ギリギリまで

付ける様になりました。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

また、素材もお単衣なら胴裏や

それ用の居敷当を付け、透ける

夏物には、夏専用の紗の居敷当て

を付けます。

 

 

 

こうする事で、背縫いの補強

にもなりますし、下着の透ける

のを防ぐ効果もあります。

 

 

 

でも、いくら居敷当てを付けても

お召しになる時にしっかり、きつく

身頃を巻き付けると危険です。

 

 

そこは、少し余裕を持たせて

着付けをお願いいたします。

 

 

それと、座面が柔らかい椅子や

ソファーに座る時が、一番お尻

に力が掛かります。

 

 

その時は、お尻部分を少し

引き上げ広げ気味に座る事を

お勧めします。

 

 

これで、お尻への力の掛かり

具合が随分、違います。

 

 

 

そんな事に気を付けて夏の

和装を楽しんでいただけたら

良いのでは、ないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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