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雨が降っていたり、心配な時の和装の準備とは?

きもの110番 2023年3月25日

Vol.2234

 

 

 

本日は、「雨が降っていたり、心配な

時の和装の準備とは?」です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

今日3月25日は、あいにく未明

より雨が降り出し、午前中は

雨模様のようです。

 

 

 

昨日の最高気温が20度以上の

ポカポカ陽気でお出掛けを

予定されていた方も出ばなを

くじかれましたね😢

 

 

 

この様に雨が降っている時

や雨が心配な時の着物を選ぶ

時の注意点が、あります。

 

 

 

 

 

その様な日には、御召(おめし)

や縮緬(ちりめん)などのシボ

立ちある素材は避けることを

お勧めします。

 

 

 

例え、パールトーン加工や

防縮加工が施してあっても

湿度が高い場合は、要注意。

 

 

画像は、お借りしました。

 

もし、雨に当たった場合、

縮んだり、雨ジミが目立つ

こととなります。

 

 

そして、淡い地色も雨ジミ

が目立ちやすいので、心配

ならば避けましょう。

 

 

 

こんなに、暖かく天候が不安な

時でフォーマル以外のお場所

にお出掛けならお大島紬がお勧め。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

本場大島紬は、奄美大島や

鹿児島で織られている着物地

暑さを和らげる冷たい触感。

 

 

そして、糸を1mで1回転半の撚り

しかしていないので、縮むと言う

心配が、ありません。

 

 

 

昔より「雨の日の大島、困った

時の博多帯」と言う言葉がある

様に雨に当たってもシミになり

難く、濡れてもすぐ乾きます。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

 

因みに、博多帯は先染めの糸を使い

細い経糸(たていと)を多く用い、

太い緯糸(よこいと)を筬で強く

打ち込みます。

 

 

 

生地に厚みや張りがあり、締め

たら緩まないということで、

初心者さんにも扱いやすい帯地。

 

画像は、お借りしました。

 

 

また、透ける夏用の紗献上(しゃけんじょう)

が登場するまでは、一年を通じて

同じ織物を締めていたのです。

 

 

 

ぞうりは、脱着が簡単に出来る

ビニール製の爪皮を携帯すれば

雨の時に鼻緒に差し込んで使えます。

 

 

 

二部式の雨コートの上着は、着用

し、裾回しを携帯ておけば、より

安心です。

 

 

 

こんな風に雨が降っている時

や降りそうで心配な時も準備を

怠らばければ、和装を楽しんで

いただけますよ(笑)

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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