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和服に付ける「女紋」のお話、その2。

未分類 2020年12月5日

Vol.1395

 

本日は、「和服に付ける「女紋」のお話、その2。」    

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

貴女とお場所に合った最適和装をご提案!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

 

ご訪問ありがとうございます。      

 

 

昨日に続き、紋の記事で

今日は「女紋」についてです。

 

 

 

和装で女性の第1礼装は、

未婚ならば「振袖」既婚ならば

「黒留袖」です。

 

 

 

 

 

 

戦前では、振袖にも紋を

入れていましたが、現在では

滅多に入れる事は、ありません。

 

 

 

黒留袖の場合、地色が黒地の為

石持ちと言って最初から紋を

入れる所を白く抜いています。

 

 

 

 

 

喪服もそうですが、黒を染める時

いきなり黒い染料で染めるのではなく

昔なら赤色を今は藍色を染めてから

黒に染めます。

 

 

 

 

こうすると、より黒く染まり

ますが、その為に今度は色を

抜く事が至難となります。

 

 

 

 

それで紋を入れる場所を

白く染め残してあるのです。

 

 

 

 

それと、黒留袖や喪服は、抜きの

日向紋を入れる決まりなので

石持ちでも支障がありません。

 

 

 

 

「黒留袖」の次の礼装は、「色留袖」で

留袖の様に胸や袖に模様がなく

裾にだけ模様を付けますが

地色は色々な色があります。

 

 

 

 

 

「色留袖」も、抜き日向紋を

入れすしが、紋の数を選ぶ事が

出来ます。

 

 

 

5つなら黒留袖と同格となり

比翼仕立てをし、3つや1つなら

5つよりも気軽に色々なお場所

にお召しいただけます。

 

 

 

訪問着や付下げなどに紋を

入れる事で格式が上ります

が、返って着難くにもなります

ので今では入れる事は殆どありません。

 

 

 

 

柄が無いか、地紋だけの無地の

着物は、紋を入れる事で格式を

上げ披露宴にも出席出来ます。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

この場合、抜き日向紋を入れれば

格式が高くなり、中陰や陰紋を

入れると着易くなります。

 

 

 

 

 

また、刺繍で日向紋を入れる

場合と陰紋を入れる場合も

少し格式が変わります。

 

お借りしました。

 

 

 

そして、刺繍で紋を入れる時

1色でなく3色を使い入れる

加賀紋になるとおしゃれ紋と

なります。

 

 

 

 

また、刺繍で紋の代わりに

華紋を入れたり、ご自身の紋の

周りを刺繍で囲ったりする事も

あります。

 

 

 

これは、完全におしゃれ紋で

パーティーなどの華やかな

お場所で個性を発揮できます。

 

 

 

女性が付ける紋には、

格式を上げるものから

おしゃれな物まで色々。

 

 

 

そんなご相談も承ります。

まずは、電話0564‐22‐3259

メールkimono@ichikoshi.com まで

ご連絡くださいませ。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

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